ふつうっぽい日記
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2005年03月05日(土) 2ヶ月半ぶりの美容室

だいたい、3ヶ月くらいの間隔でカットや、パーマをかけたりしている。
なんだかんだ言って、近所の若者が経営している美容室にもう5回くらい通っている。オープンして間もない頃からの客だ。
今日の様子では、意外と客も来ているようだ。

さて。
私はだいたい思いつきで、美容室に行く。
計画的ではない。
1週間前に予約というのは、ほとんどない。
「明日なんですが、空いてますか?」とかそんな感じだ。

今回も、昨日昼くらいに今日の予約を入れた。
毎回、「担当者のご希望はありますか?指名は?」なんて聞かれるのだけど、「どなたでも」と言うことが多いが、昨日の電話の私はちょっと違った。

美容室の電話に出た女性の顔はピンときた。
実は、その声の女性に前回、カット&パーマをしてもらった。
そして、この人を「指名」したいと思っていた。
でも、「ご指名は?」と聞かれ、「アナタよ!」と言える度胸もなく、「えっと…女性の方で…え〜っと…(モゴモゴ)」というと、「名前は分かりますか?」というので「名前は分からないです。前回に担当していただいた方で…(アナタヨ!という願いをこめて)」すると「分かりました。では、明日お待ちしてます」と。

さて、今日。
シャンプー台にエスコートしてくれたのは、電話の声の女性、私が指名したかった美容師さんだった!ヤッホ〜!通じた!と、ココロの中で思った。
今日はカットなので、シャンプーとリンス(トリートメントか?)を丁寧にしてもらって(パーマの場合は軽め)鏡の前の椅子に案内されて、マッサージをしてくれた。
私は待った。「今日は、どんな風に、しますか?」ってのを。

ところが

マッサージが終わると、「お願いしまーす」と、誰かを呼んだ。

え???

誰が来るの??

別の美容師の女性が笑顔で「こんにちわ〜」と言った。
でも、彼女は挨拶だけで別のところに行った。
すると、「お待たせいたしました。」と男性(店長)が、髪をもっさもっさと触って、ハサミをカチカチさせた。
ギョッとしているところへ、新規の客が現れ、店長は少々対応。
そして、隣のパーマだかカラーで時間を置いている女性に、声掛けをしていた。

だから、私の、担当は???
結局、誰?

的な動揺を、雑誌を読みふりしながら“かなり”していた。
私の指名したかった美容師さんは、まだ見習い中みたいで、シャンプーとマッサージをしている姿しか今日は見なかった。
カルテを見て、前回の私の髪を触ったのは、アナタだって記録はなかったの?そんなことも思っていた。
そうこうしていると、「スミマセンネェ、お待たせして。今日は、えっと、どんなふうに考えてらっしゃいますか?」と、店長の声。
まだ、動揺はあったが、「2、3センチくらい切って、あと前髪が長くなったし」と、ありきたりな台詞をはいた。
店長は、過去5回の内、初めの2回くらい私の「担当」と思われた。
後残りは、いろんな人だったもの。
すると、「KAZUさんは、このところ、だいたいこれくらいの長さで、同じような感じできているので、春ですし、思いきってイメチェンを考えているのであれば、切らせていただいて、〜〜〜〜(雑誌をめくり)こんな感じがエエンちゃうかなぁ?と思ってるんですが、どうしましょう?」
動揺をしていたので、ココロの中では「もう、どうなってもいいや。でも、刈り上げとかは嫌だけど」くらい柔軟になっていた。
しかし、そういうココロの動きを読まれるのも、なんだかな〜という感じだったので少し迷ったフリをして「では、思いきって、ソレで」と言ってみた。「だいぶん、短くなるけど、イイ?」というので、「耳をだすくらいに短くなるのは、嫌だけど」と言った。「そりゃ〜そんなに短くしたら、男の子になってしまいますよ(笑)」と。
少し短くなって、イメチェンというのも、なんか期待ができた。
他にも長さをそのままにして、トップに段を入れて、前髪をふんわりさせるという無難な(笑)ものも提案してくれたのだが、思いきってみた。

で、出来上がり。
整髪料を付ける前は、我ながら皇室の「愛子様」のような感じがした。
お子ちゃまに逆戻りか?!(泣)
このところ、ほとんど毎日、甘いものを食べたツケが丸顔をさらに引き立てている現実を見つめてしまった(泣)
ムースで、動きを付けると、ちょっと今風的なカジュアルな感じに仕上がった。ホッとした。
でも、帰宅して、この様子を携帯カメラで撮影しようと、何度か試みたが、どれも納得がいかなかった。


美容室の鏡には、きっと、仕掛けがあるに違いない。
でも、私は負けない。
この髪型が当たり前のような、顔になるわ(握りこぶし)


KAZU |MAIL