ふつうっぽい日記
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連休は、あっという間に終わった。 昨日の今は、まだ二人だった。 でも、時間は悲しくても楽しくても同じ間隔で過ぎていく。 分かってはいるけど、必然なのか条件反応なのか、大粒の涙は流れてしまう。
連休中に拾った言葉。 23歳とか25歳とかの男同士(おそらく独身)が居酒屋の隣のカウンターに座っていた。 二人とも、会社を辞めたことがあるようだ。 「俺等は早い内に、知ることができたから、まだエエほうなんやと思う。サラリーマンっていうのは…男っていうのは…結婚したら…子どもがいたら…」とか聞こえてきた。
「男っていうのは、所詮、嫁さん子どものために働くようになってんねんやろうな?俺は結婚してへんけど、これだけ譲れないことがあんねん。結婚前には絶対に同棲すんねん。同棲したら、嫌なモンも絶対に見えてくる。それでアカンかったら、結婚したら絶対別れてまう。そして、ヤッパ、嫁さんには料理をちゃんと作ってほしいって思う。やから、仕事がするのが楽しいっていうヤツじゃないほうがいいねん。専業主婦じゃなくてもエエネンけど、例えば、幼稚園やったら3時、保育園やったら5時までには絶対に終わる仕事について、コッチが汗水たらして働いて帰ってからウマイ料理食いたいし。」 「俺はこう思うンス。子どもができるまで、共働き。やから、家事は分担もエエかなって」 「俺は、絶対、子どもがおったら別れへんと思うわ。絶対。子どもがおったら。それとな、言ったっケ?俺のオヤジが死んだ話。」 「エエ?!そうなんスか?!」 「やっぱな、先祖供養ってやつ?あれって、大切って思ったわ。オヤジが死ぬまでまったくそんなもん関係ないやって思っててんけど。マジで。」 「え?なんか、ソレって、何か信じ過ぎてルンちゃいますの?」 「俺もな、そう思っててんって。法事とかもウザいし、めんどくさいし、一回も行ったことなかってん。でもな、なんかついてないこと多かったし、オヤジが死んだのもそうやけど、悪いことばかり続いててんな。なんで、俺ばっかりそうなんや?って気持ち悪いくらいに。そんなときに、ほら、○木数子が出てきてんやんかーオヤジが死んだ後に後からそうやったんやって俺の場合は思ったんやけど、先祖供養って大切らしい。」 「占いっていえば…」
私の従妹も○木さんを尊敬している。たしかに、本屋でも数多くの著書を見かける。先祖供養の仕方関連の本もあった。 作法や、昔からの言い伝えに関してはかなり説得力を感じた。 知識も豊富なのだと思った。
生活環境も、一昔(10年前)と比べてかなり変わっている。 10年前に流行っていた歌をカラオケで歌った時に、たまに、リアルに映像まで当時の雰囲気が出ているのがあって、こんなんだったな…と思い出したりする。テレビでも懐かしの映像というか、かつてのアイドルなんかが出ると流行っていたよな〜このヘアースタイルとか。 その時はその時で、イライラしたり、過去を懐かしく振り返っていたり、未来に夢見ていたはずで。
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ある引越会社のホームページに単身赴任に関する考察が載っていた。 昔と今とでは考え方が変わってきているとあった。前向きに。 「次は単身赴任と決めていた」と、夫側の意思。 転勤毎に、家族が移動していく。それも、成長していく子どもを伴っていく。となると、子どもの転校や受験や、妻側のストレス、心の不安定が出てくる。お互いに家族のことを考えると、そのカタチになるらしく。 そして、離れていても、食生活や健康のことをお互いに心配する。 転勤になるのは、昇進(出世)へのステップなのであって、一通過点。 なんてものあったか。
たまたま、1年半前にマイホームを取得してしまったから、直面している今の現状。 いざ、マイホームへの移転という寸前に転勤が決まった世帯だって多くあるはず。そして、同じようにこれから家族を増やしていけたらいいなと計画している世帯も多くあるはず。
今日は、まだ強い雨は降っていない。 強い雨が降り始める前に、買い物に出かけようか、考え中。
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