ふつうっぽい日記
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2007年09月04日(火) |
(海)カイパンを1人で洗うようになった日について |
女子が「海(カイ)パン」っていうのは不適切かもしれませんね。 水着のことです。
今日、手洗いで洗濯物をしていて思い出したこと。 あ、ちょっと変な表現ですね 。
お手洗い(トイレ)で洗濯してた、みたいですが、いわゆる「おしゃれ着」洗いのために手で洗濯をした、ということです。
あれは、小学校時代、家族でプールか海に行って帰った時の話。 まだ小学校低学年だったと思われます。まだ父親と一緒に入浴しても平気だった時期。 「水着、風呂場でついでに洗っておきなさい!」と母からの指令。 もちろん、気分はブルー。 できることならしたくない。 渋々、水着を手に入室。どさくさに紛れて、父親が洗ってくれないか?というほのかな期待。 でも、それは許されない雰囲気。
「どうやって洗えばいいと?」 「こうやって、水を入れて押し洗いすればいいと」と、父親が実践。 それを見ながら娘も実践。なんだかこの作業は楽しかった次は、脱水。 「…できーん」 「そんな、お団子みたいな絞り方じゃなくて、こうやってこうやって」 「こう?こう?こう?」 「お父さんが仕上げをしちゃろう」
こうやって、私は1人で水着を洗う事を学んだ。 さらに、「お母さんのも洗ってもいい?」 「ついでだから、洗ってあげたらいいネ」と、母のオレンジ色の水着を押し洗いして、脱水。
これぞ、躾(しつけ)ではないですか? 子どもは意外と大人がやりたくないコトを単なる好奇心だけで、人の分まですることができる力があったりします。そして、たかがそんなコトの取り合いで、つまらぬ争いを本気でしたりします。 本気も「ここまで」というのが単に分からなかったりします。
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「手加減する」を教えてくれた誰かに(親や大人や友達等)、また、ちゃんと体得してきた自分に、ありがとう 。
今日はなんだかそんな日でした。
---memo--- ☆別のところでも公開した文章
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