ふつうっぽい日記
もくじ過去未来


2011年04月14日(木) 詩集『純愛』より

須永博士『純愛』七賢出版 1993年

この本は学生時代に買った。
須永さんの本は他にもいくつか持っている。



ーーーーー

この本に出逢って間もない頃、須永氏の詩の展示即売会のような催しに足を運んだ。
夏だった。体育科の水泳の単位を落としたのでスイミングに通っていた頃。

私はそこで一つの詩を買ったのだが、今その所在が分からない。
幾度かの引っ越しをしてきた中で、分からなくなった。
挿絵も描かれてあり、「教壇」という文字が入っていた。
そう、教師になる夢が盛り上がっていたのだ。
私の名前も描いていただいた。
「あなた、先生になりたいの?」とかいう言葉を須永氏がかけてくださったか私が「先生になりたいのです」と言ったのかは忘れたがそういう言葉を発したような記憶だ。

去年、名古屋のスーパーで、須永氏の作品を目にしたことを思い出した。
五月こどもの日のためのお菓子コーナー。
綿菓子の袋に見覚えのある素朴なイラストと文字が踊っていた。

ーーーー

【参考文献】須永博士『純愛』七賢出版 1993年


(82頁より)

どんなに
むちゃをしても
口ごたえをしても
いうことをきかなくても
先生はかかわってくれた
見ていてくれた
そして叱りほめてくれた
どんなに先生に迷惑をかけても
先生はいつも声をかけてくれた
だから先生を信じていた
先生ありがとう
先生とかかわらなかったら
どうなっていたかわかりません



KAZU |MAIL