ふつうっぽい日記
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須永博士『純愛』七賢出版 1993年
この本は学生時代に買った。 須永さんの本は他にもいくつか持っている。
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この本に出逢って間もない頃、須永氏の詩の展示即売会のような催しに足を運んだ。 夏だった。体育科の水泳の単位を落としたのでスイミングに通っていた頃。
私はそこで一つの詩を買ったのだが、今その所在が分からない。 幾度かの引っ越しをしてきた中で、分からなくなった。 挿絵も描かれてあり、「教壇」という文字が入っていた。 そう、教師になる夢が盛り上がっていたのだ。 私の名前も描いていただいた。 「あなた、先生になりたいの?」とかいう言葉を須永氏がかけてくださったか私が「先生になりたいのです」と言ったのかは忘れたがそういう言葉を発したような記憶だ。
去年、名古屋のスーパーで、須永氏の作品を目にしたことを思い出した。 五月こどもの日のためのお菓子コーナー。 綿菓子の袋に見覚えのある素朴なイラストと文字が踊っていた。
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【参考文献】須永博士『純愛』七賢出版 1993年
(82頁より)
どんなに むちゃをしても 口ごたえをしても いうことをきかなくても 先生はかかわってくれた 見ていてくれた そして叱りほめてくれた どんなに先生に迷惑をかけても 先生はいつも声をかけてくれた だから先生を信じていた 先生ありがとう 先生とかかわらなかったら どうなっていたかわかりません
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