ふつうっぽい日記
もくじ過去未来


2011年04月28日(木) 「きっかけは何だったのですか」

昨日、事務手続きのため連休明けから勤務する施設に出向いた。
ひとまずの任期は6月中旬まで。
6月中旬からもう一人の採用者と交替。

交替する職員も一緒に手続き。
試験日に少し話す機会があったがもう少し話したいと思っていたところへ、このチャンス。
前年度のだいたいの状況についても冷静に話を聴くことができた。


この職種への応募の「きっかけは何だったのですか」と、問われた。

ーーーー

まずはボランティアから入ったこと。
そのボランティアに参加するきっかけは、友人が情緒障害児学級で講師をしている話を聞いたことと気ままに訪問した小学校時代の恩師から「学校に関わってもらえるボランティアが不足している」現状を聞いたことであること。

ボランティア制度の翌年に支援員制度がスタートしたことについて、私はボランティアが進化して支援員体制に移っていたと思い込んでいたことも語った。

そして支援員制度になって申し込みをしてから、「求められている支援員像」について知りたいという気持ちからネットを通して、障がい児を育てる親の会のようなグループの掲示板を見つけて、削除を承知の上で書き込みをしたこと。
そのグループの事務局を通して、実際に一人の母親と会って話をしたこと。
その母親は、前年度支援員として勤務したこと。

「第一期」から関わった者として、その「個」を支える「仕組み」「制度」に関して熱い気持ちを持っていること。応募者にはいろいろな方がいること。
採用する側に適切に試験をしてほしいと強く願っていること。

ーーーー


まず、対象児童と支援員がコミュニケーションを取れるように信頼関係を築きたいと考える。
その子にとって、「この大人は安心できる存在」でありたい。

子どもとの信頼関係が構築されることによって、「指示」が伝わりやすくなり、少しずつ出来るようになることが増えていくのではないかと思う。
そのためには、少しでもプラスの行動に気づく感性が求められると思う。

その関わりから、周りの大人とそのことを共有して、さらに周りの子ども達にもその子の「良さ」を伝えることも大切にしたい。
気がかりな行動には必ず理由があると見据えて、見守りながら理解していきたい。


ーーー
勤務開始は連休明け。

連休中の祭りは支援会員であるNPOのグループの一員として参加する。


KAZU |MAIL