ふつうっぽい日記
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2012年02月28日(火) |
消しゴム判子の持ち手 |
1年以上前に消しゴムで作る判子作りキットを買った。 同じものを友人にプレゼントとして贈ったことがある。
買ったことは覚えていたが(ずっと気にしていた訳ではない)、ふと作ってみようという気持ちが膨らんだ。
何を作ったかというと、読書メモに使う「枠」である。 事務的なものである。 3行の横長で、3行目を二分割にした。 1行目にメモ番号(カード番号)を記入して、2行目にタイトル、3行目には分類記号や日付を記入する「枠」である。
消しゴムの厚みは1センチくらいである。 少々持ちにくい。
そこで私はひらめいた。 実は私は収集しているという訳ではないけれど、一時期ただたんにスタンプがお得にパック詰めで売られていたら買ってしまう、ということがあった。 お気に入りのスタンプは決まってくる。 一度、使うモノ使わないモノと分別して処分したつもりだが、今もう一度見ると、処分してもよさそうなものがいくつかあった。 その中の一つが「枠」にぴったりな大きさだった。 ゴムの部分を剥がして、接着剤で「枠」印を装着。 木製の持ち手はなかなか頼もしい。 こうやって再活用する、という方法もある。
今まで「枠」は、パソコンで印字していた。 主たる筆記用具を万年筆にしたいと思う中で、コピー用紙では万年筆のインクは裏写りしてしまう。 プリンタの用紙にこだわってみる、という方法もないことはなかったが、万年筆の特性を考えてみるると、寄り添うと違うような気がしたのだ。
メモ自体も、パソコン上に残していく、という方法もないことはない。 しかし、デジカメで撮った写真を取りあえずパソコンに保存してそのまま……的な感じになってしまうのは切ないなぁと思い、自筆のメモを綴っていくことにしたのである。 メモをたんなるメモとして終わらせないように、時折読み返すようにしている。 後から補足として書き足すこともある。 体系だってきたら、メモを並び替えて、要約のようなものとして整理したいと思っている。 ただ、これは今の時点のなんとなくの展望なので、今日の「消しゴム判子の持ち手」の様な思いがけない展開で変わっていく可能性は大きい。
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