ふつうっぽい日記
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2013年04月11日(木) 希望の風、復活の風、探求はつづく

昨日の夕方、ばたばたとまた風が吹いた。

《風1》
本年度の支援員登録校の同僚支援員さんから
「明日午後、我が家でお茶しませんか?」というお誘い。
明日というのは今日なのだが、入学式であり、支援対象児童は登校しないため管理職(から勤務不要の指示があったとのこと。
OKの返事。

《風2》
我が夫より
「体調が復活したので復活祭をしてもいいけど〜」という連絡が入る。
要は、夜ご飯の場所について居酒屋ってのはどうですか的な提案ということだ。
こういうことは、我が家では珍しいことではないのだ。
週の初め、春の陽気とは少し遠い寒さもあって、少々体調がよろしくなかったのである。

《風3》
去年、11月〜12月生活支援ボランティアとして活動した施設の管理職から自宅に電話が入った。
「本年度も支援員の空きの期間に、ボランティアに入っていただけないでしょうか?」という打診。
年度が移ってのこういった打診は初めての経験である。
同じ年度内に「我が校の支援員として登録というのは可能でしょうか」的なお声かけの経験はあったりする。
補足すると、生活支援ボランティアというのは平成19年度に始まった事業で、これまで(つまり前年度まで)、夏休みの期間に研修を受けてボランティアとして登録し、派遣を希望する施設から支援対象者のカルテからボランティアの都合や希望に応じて選び、後日その施設から詳細がボランティアに伝えられるという流れであり、実際に活動が始まるのは2学期からだった。
本年度もてっきりそういう流れなのだと思い込んでいた。

思い込みというのは修正されていくことが重要である。
まぁ、思い込みというのはそういう性質なのかもしれない。

電話をくださった管理職に
「へぇ〜本年度は1学期からなんですねぇ」と素直に返すと
「昨日、([センター]から)書類が来て、人材に心当たりがあるなら声をかけておくようにとのことだったので」と、管理職さんも素直に状況を語ってくださり。
後日、また連絡をするとのこと。
チラッと聞いたところでは、支援対象者は去年と同一だということ。
継続支援である。
活動開始当初、まだ「初の試み」という段階において、わたしの中では継続支援は当たり前だという思い込みがあった。小学校→中学校→高校…と、わたしの中では継続して支え続けるのだという夢が広がっていたくらいだった。
しかし、その思い込みは修正に修正され縮小されていき、当たり前ではないのだ……という思い込みとして上書きされてきた。
当初の思い込みが、復活し、肯定されていっているようなこの感覚。


声は聞き届けられたのか?という希望。


これらの制度の変容(?)は、[センター]の長が替わったからからこそということではないかもしれないけれど、頼もしく制度が変容、成長している波に自分自身が巻き込まれている感じが、わたしにとってはワクワクだ。

わたしのやりたいこと(やりたかったこと)が、たまたま、居住している自治体において、パートタイムやボランティアという形態であるに過ぎない。
例えば、そのやりたいことをわたしの感覚で、想像で、研ぎ澄ませていくと、どうも小学校教師ではなさそうだ。
自分自身を知る探求はまだまだつづく。
それが人生なのだろう。
たぶん。


KAZU |MAIL