あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年01月12日(土) 笑い声と幽霊

幻聴が聞こえた。
久しぶりだった。
フトンの中で頭を抱えて身を丸める。
笑い声が響く。
頭の中で響いている。
耳をふさいでも、大きなままの声。
声の主だけが楽しく、聞く人が嫌悪するそれは、しばらく続いた。
何時間にも感じるほどに。


こんばんは、あまつばめです。
風邪で鼻がつまっていています。
クチビル近くに口内炎ができて、唾液が次々と出ています。
息をするのと唾液を飲みのが大変で、ロクにしゃべれません。
でも、こういうときに限って電話がかかってくるんですよ。
世間の皆様。ねえ、いじめているの?←被害妄想


昨日の夜(時間的には今日)、寝る直前に声が聞こえました。
笑い声です。
真夜中なのにやけに大きく、それもエコーのかかっていました。
「あれ、これは」と思った時は遅く、頭の中で響きまくっていました。
なんか、すごく久しぶりの幻聴です。

ただ、今回のはちょっと違っていました。
意識の片隅で残っていたものが再生している。声は小さく、遠くから聞こえてきます。映像と一緒に流れてくる感じで、できの悪いホラー映画をみているようなもの。それが今までの幻聴でした。

今回のは、笑っているだけ。
眼を開けても閉じても、普通に自室とまぶたの裏が見えたくぐらいでした。
ただ、ひたすらに怖かっただけです。

多分、1分くらいでしょう。
丸まって息を止めていたら治まりました。
その時思ったのが、


「今のが幽霊のしわざだったらよかったなぁ」


私は、お化けとか幽霊とか、フィクションだと思っています。
恨みとか無念があっても、死んだら生き物は土にかえるだけです。
非現実なものは空想するのが好きでも、実在はバカげていると思っています。

でも、聞こえちゃいけない声。
それの不安から、何でもいい、答えが欲しくなった。

どこをどう、つなげたのでしょうか。
一番否定している幽霊を引っ張り出していました。

後々考えてみると、本当に幽霊だったらものすごく嫌です。
どこかのホテルではなく、自室です。毎日寝るところです。日常です。
そこに笑う幽霊(姿なし)が存在しているのです。
・・・・・・やめて欲しいと願う怖がりです。


わからない恐怖を誤魔化すため、
引き出したのはわけのわからないもの。
笑い話ですね。


一つ勉強になったのは、
凍えるほどの温度でも冷や汗をかける人体の不思議。


まとまってませんが、これまで。


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