宇宙人がやってきた
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来週、1才半になるリスケは、よく食べる。 よく食べるから、よく太っている。座ってる後姿など、まるで“鏡餅”。
今朝も、コータは夫と耳鼻科へ行ったので、娘と私の二人きり。 だから、娘の大好きな“味噌煮込みうどん”を作った。 大好きだから、よく食べる。 アダムのフォークを使って、もどかしげに食べる。 2杯食べたところで、取り上げた。キーキー言って、怒る娘。 アンタね・・大人用のどんぶりで2杯食べりゃ、充分でしょーが・・。
来週、3才10ヶ月になるコータは、食が細い。 食が細いから、体も細い。頭が大きいので“マッチ棒”のようだ。
知らないものや、変わったものは、食べようとしない。 小さな子の例外にもれず、お菓子が好きだが、知らないお菓子は、食べない。
肉と魚とごはん。それに麺類。野菜は、食べない。 果物は、バナナと、気が向けば、りんごと梨。それだけ。
外食は、大好き。ファミレスのハンバーグや、マク○ナルドのポテトが大好き。 野菜は食べないが、“充○野菜”や“野菜○活”が好きなので それで、お茶を濁す母。
3才児の好き嫌いなんて、そんなもんでしょ・・と私は、思ってた。 センターの医師に言わせると、違うらしい。 偏食は、自閉症児の特徴らしい。
コータは、この春まで、自分でごはんを食べられなかった。 食事イコール「お口を、アーン」だった。 センターは、お弁当と聞いて、慌てた母は(今まで何もしなかったズボラ母) フォークを持たせてみた。 なんのことはない。息子は自分で、食べはじめた。
ところが、夏頃、自分で食べるのをやめてしまった。 私にフォークをさしだし「ママ・・」と、小さくつぶやく。 「食べさせろ」ということだ。
普通なら「え〜なんで?」となるだろうことも 自閉症児の母は、嬉しい。甘えられた経験を、ほとんど持たないので。 (自閉症児の母は、と括ってしまったけど勿論、違うお子さんや母もいます)
「最近甘えて、自分で食べなくて・・」と、センターの先生にのろける。 ・・違うんだそうだ。 自閉症児は“人とモノを結び付けて考えることがある”そうだ。 要するに“甘えられた”のではなく“使われた” もしくは、「この人には、これをやってもらう『こだわり』」だと言うのだ。
なにを言っても、なにを訊いても、“自閉症”に結びつけるのね〜。 “障害”という辞書に、“個性”の項目はエントリーされていないらしい・・。
娘は、私がこれを書いているのを、いいことに 両手に1個ずつ、クリームパンを持って食べている・・・。
太っているのは、私に似たのかな〜 「立てばセイウチ 座ればトド 歩く姿はゾウアザラシ」といわれた私。
娘も、床にころがって、うたた寝している姿は、まるでメスカバだもんね・・。
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