宇宙人がやってきた
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2001年12月10日(月) 悪魔のようなあなた

私は、“結婚するまで”と“子供ができるまで”が、結構長かった。
つまり、“大人だけの時間”が、長かった。
でもって、子供が嫌いだった。
うるさくて、きたなくて、傍若無人、思い上がりの権化。

とっとと結婚して、さっさと子供を生んだ、友人たちを見ても
別に、羨ましくもなかったし
「自分の子なら、ウンチもゲロも汚くないの」とかなんとか、言いながら
赤ん坊の口の周りの、得体の知れないものを、ヒョイと指で掬ってなめる。

私には、絶対、できない・・・。

赤ん坊イコールべちゃべちゃのグチョグチョ・・。

コータが、離乳食を始めた。
ひとくち食べさせては、お口もお手々も、きれいに拭いた。
1才になっても、2才になっても・・。
3才過ぎても、自分でゴハンを食べられない息子が、できあがった。

小さな子がいるからって、散らかっているのは、イヤ。
コータが、ブロックを出そうとしている。
「コーちゃん、ブロック出すなら、この積み木ナイナイしてね」
絵本を出すときは、必ずそれまで、見ていた絵本をしまってから出すコータ。

もう、やめよう、と思った。
子供だもん。発展途上だもん。のびのびが1番だよ。
子供の後を、ゴミ箱持って歩くような育児は、やめよう。

のびのびリスケは、7ヶ月から1人でゴハンを食べる。
べちゃべちゃのグチョグチョである。
のびのびリスケは、おもちゃ出し放題。
部屋は、泥棒が百人くらい入った状態である。

散らかす・・と言うより、荒らす、と言ったほうがあってる。
コータが、ほとんどイタズラというものをしなかったので
“2人目の育児”といっても、全然余裕がない。

ビデオデッキのテープ投入口は、ブロックや洗濯ばさみでいっぱい。
リモコンがないっ・・と、さんざん探せば、家中のリモコンがベランダに。
魚を焼こうとグリルを開ければ、泥だらけのコータのサンダルが入ってる。

「メッ!」と叱られても、へっちゃら。
それでも最近、少し人間の言葉がわかるのか、一瞬、手を止める。
しばらくすると、またイタズラを続ける。
「ダメッ!」・・一瞬、手を止める。
また、続ける。
「コラーッ!いーかげんにしろ!」一瞬止まって、また。

・・・・・お前は、“だるまさんがころんだ”か・・・・・


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