宇宙人がやってきた
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2002年01月04日(金) リスケの災難

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

三が日も終わりましたが、
正月だからと言って特に変わりの無いない日常です。

まずは、我が家の定番。
それは週末、連休、旅行にイベント「必ず」やってくる
“子供の発熱”でございます。

元旦の朝、酢だこを食べている息子。
いや〜な予感は、した。・・が、
夕方から熱を出したのは、リスケの方でした。

その夜、ぐずるリスケを何とか寝かしつけ、添い寝をしていると
コータが私の手を引っ張り、自分のそばに来い、とうるさい。
いつものことなので、「ちょっと待っててね」と放っておいたが
やけに、しつこい。いつまでも、グズグズとごねている。
「もう!うるさくしたら、メッ!だぞ」と抱いたら・・・熱い・・・。
お耳でピッ・・・・・39.8度・・・・・。

正月2日、午後になり少し熱の下がった子らは
いつものように、ギャーギャー、バタバタと並行遊び(T_T)をしている。
リスケが、オットマンから転がり落ち、ワーワー泣きながら来た。
これも、いつものことだが、今日はなかなか泣き止まない。
熱もあるし、眠いせいだろうと布団に連れて行くと、ほどなく眠った。

次の日、うちで1番早起きのリスケが起きてこない。
様子を見に行くと、目は覚めている・・が、じっとしている。
熱は?・・・ない。
「りーちゃん、おはよう」声をかけてもボンヤリしている。
「おいで」と、手を出してもじっとしている。
・・・・・おかしい・・・・・。
抱き上げると、火がついたように泣き出した。

これは普通じゃない、と消防署に電話をかけ、休日診療の病院を調べる夫。
上大岡のその病院は、内科と整形外科という休日に1番需要がありそうな科が
隣り合わせていて、大盛況。泣いてる娘を抱きながら、コータが気になる。
病院は街道沿いにあり、自動ドアの前は車がビュンビュンと走っている。
幸い、コータは私の横におとなしく座っている。

健康な息子を座らせるのは気が引けたが、
解き放つと、ここの整形外科に急患が1人増えてしまうので、勘弁してもらう。
夫はそんな私の気も知らず、TVの箱根駅伝を見て自分の学校を応援している。
こういう時って、ほんと、カチンとくるわー・・。

1時間ほど待って順番がきた。
医師に状態は説明できるが、状況が説明できない。
「じゃー、その瞬間を、お母さんは見ていなかったんですね?」
・・・ハイ、ミテイマセンデシタ。ゴメンナサイ・・・。

レントゲンを撮ると、やっぱり折れていました・・・鎖骨。
それも見事に“ポッキリ”と・・。
写真を見ながら「折れたチョークみたいですねー」と言いそうになる。
そのくらい見事な、骨折の見本写真にしたいくらいの、折れっぷりだったので。

たすきがけのような矯正ベルトをつけ、自然治癒を待つことになったが
骨の接合面をなるべく合わせる為に、看護婦さん達が押さえつけ
先生が、手で骨の位置を色々動かす。これがメチャメチャ痛いらしい。
娘は予防注射も泣かないし、おもちゃがあるので小児科が大好き。
これで病院嫌いになっちゃうだろうな・・などと考えていると
「はい、じゃこのまま写真撮ってきて」・・へ?さっき撮ったのに?

できあがった写真を見ながら、またも骨の位置を直す。泣き喚く娘。
これを3セット(!)も繰り返し、やっと釈放されるリスケ。

生まれて2日目に、内反足で整外を受診したリスケ。
でも、今回は私の責任だよねぇ・・。1才の子に骨折させてしまった・・。
多少のケガや風邪は別にして、“ヤケド、骨折、歯が折れた”なんていうのは
母は、結構ショックである。不注意だったと、自分を責めますなーやはり。

かくして、「寝たきり幼児」となったリスケ。
でも・・動けないぶんイタズラともめごとが減って、つかの間の平和が
訪れるかも、と期待する鬼のような母。

だがしかし、さすがリスケ。寝ててもウルサイ。
というより自由がきかないから、余計にわがまま度がアップしている。
キーキー、ギャーギャー(こればっかり(^^;)・・)と人を呼びつける。
お腹がすいた。喉が渇いた。ビデオをつけろ。つまらないから、相手をしろ。

さながら、わがままな「寝たきり老人」のようですね。
そうか、年寄りがだんだん子供に返るって、こういう感じかしら・・。
なんにしても、今週は頑張った娘でした。お疲れさんリスケ。





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