水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2002年01月04日(金) |
鷺沢萠著『途方もない放課後』 |
新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。
2002年ですね〜仕事始め、いかがでした〜(なんて、聞かれても困りますよね) 受験生はここで風邪ひくと大変ですよー最後の追いこみ、頑張ってください! というか、受験生でこの時期、水野の図書室へいらっしゃる人って・・・ もし、いらっしゃったら・・即、お勉強に戻った方がいいですよー!
そんなこんな(どんな? 笑)で、図書室OPEN〜☆
今日読んだのは、鷺沢(さぎさわ)めぐむさんのエッセイ集『途方もない放課後』 (新潮文庫)です。 「めぐむ」は漢字で「朋」の上に草かんむりがつきます。「萌」に似てます。 もえ、だと勘違いしてました。 ← そーいう人、多いと思います。
この本は・・♪〜笑いました。このエッセイ集、面白いです〜〜♪ もちろん、笑うだけじゃないですよ。ほろり、ときます。 笑いとほろりが絶妙のブレンド。作家の手仕事ですねー(作家なんだってば!)
楽しいエピソード満載で、どれを紹介したらいいのか迷います。
小説を書きはじめたきっかけは何ですか?と訊かれるのは、無神経さと想像力の 欠如を感じさせるものだと、ハッキリおっしゃるんです・・いいなぁ〜 そうそう、このエッセイ集の焦点は「ハッキリ言う」ですね。「あえてわたしは 言う」・・このフレーズがエッセイを束ねています。
鷺沢萠著『途方もない放課後』(新潮文庫)は、217ページ。 心をもみほぐされた60分。
放課後・・無為のようで、無為じゃないよね。
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