水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年01月11日(金) 有栖川有栖著『登竜門が多すぎる』

昨日読んだ『パテオ』は作家が主人公でしたが、今夜の『登竜門が多すぎる』は
作家志願の青年のお話です。

野呂茂夫、新人賞に応募する小説を書いています。推理作家を目指す彼のところに
突然、妙なセールスマンが訪ねて来るのですが、このセールスマン、タダ者じゃ
ないんです。ミステリ小説を書くために必要だというパロディチック商品を
次々に紹介していきます。実際にありそうな、なさそうな、あったらいいだろうな
と思われる商品を見せられた野呂は・・・

!!!!この商品が、笑えます。楽しめるお話です。メッチャ面白いですっ!!!
この作品、宮部みゆきさんも「面白かった」と、有栖川さんに葉書を出されたそう
です。

有栖川有栖著『登竜門が多すぎる』は『ジュリエットの悲鳴』(角川文庫)に
収録。31ページ。笑いの中にミステリ作家の意外な大変さを知った10分。
ミステリ好きは、すっご〜く楽しめます〜♪



あ、ちょうど9時。これから『風の谷のナウシカ』を見ます〜☆





水野はるか |MAIL
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