水野の図書室
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2002年01月12日(土) 有栖川有栖著『タイタンの殺人』

SFミステリです。時は、21××年、地球人は他の惑星、衛星に植民地を求め、エイ
リアンたちとも交流を始めました。事件の舞台は、土星の第六衛星、タイタンで
す。貿易商が殺され、商談中だった三人のエイリアンが刑事に事情を聴かれます。

さあ、犯人は誰でしょう・・となるのですが「読者への挑戦状」が入っています。
お気遣いありがとうございます〜♪ミステリファンにはうれしいですーー!!
最後まで一気に読みたいところですが、この「読者への挑戦状」で、一呼吸おき
犯人を確信!

この殺人事件は、ミステリファンなら犯人を当てるのは簡単です。
三人のエイリアンが個性的ですね〜SFだからこそ楽しめます。

有栖川有栖著『タイタンの殺人』は『ジュリエットの悲鳴』(角川文庫)に収録。
32ページ。犯人当てが楽しい11分。
SFミステリ小説のお手本を見せてもらったようです。

エイリアン・・会いたいような、会いたくないような・・
   まぁ、向こうの人から見たら、わたしもエイリアンですけど・・

短編集の中にSFを入れるのは、目先が変わっていいですね。。








水野はるか |MAIL
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