水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年01月14日(月) 有栖川有栖著『ジュリエットの悲鳴』

いよいよ、この短編集の表題作です。『ジュリエットの悲鳴』は、有栖川さんが
短編集をだすことになったときに、表題作にふさわしいタイトルがなかったので
表題作狙いで書かれた作品なのだそうです。なるほど・・書店の棚でも目を
引きました〜♪

ロックスターとインタビュアーが登場するこの物語、設定がこの短編集の中では
新鮮です。CD から女性の悲鳴が聴こえることがキーになっているのですが、
それ以上に、ロックスターの悲しい恋のお話にちょっとせつなくなりました。

有栖川有栖著『ジュリエットの悲鳴』(角川文庫)表題作は27ページ。
ロックスターの孤独にふれたような10分。
ただのミステリではありません。ぜひ読んでみて下さい。
表題作として存在感がありますーー!!


そうそう、今日は成人の日でしたね。
成人式をむかえた皆さま、おめでとうございます。
本を読みましょう・・ネ。



水野はるか |MAIL
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