水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年01月17日(木) 鈴木光司著『ナイトダイビング』

鈴木光司さんと言えば、1月19日に、映画『仄暗い水の底から』が公開ですね。
あ、あさっての土曜です。面白そうです〜主演は黒木瞳さん・・素敵な女優さん
です。憧れのお姉さまって感じですー。(大好き♪)

鈴木さんの作品は「水」や「海」が多いような印象があります。
そして、海の中の描写はきめ細やかな上に独特の緊張感が漂い、素晴らしいと
思います。

2001年11月28日〜12月04日に、図書室で『生と死の幻想』を読みましたが、
そこに収録されていた『キーウエスト』での、海中で海へびを見るシーンは
強烈でした。

さてさて、今日読んだ『ナイトダイビング』、緊張しましたーー!!
男女4人でナイトダイビングするお話です。← ありゃ、そのまんまです。笑
海の中で姿を消した奈緒が海底で見たものは・・・

この緊張感は、『生と死の幻想』の『乱れる呼吸』を思い出します。

鈴木光司著『ナイトダイビング』は『ゆがんだ闇』(角川ホラー文庫)に収録。
27ページ。まるで海の中にいるような9分。
すごい緊張感・・どうやったら、こんな緊張感文章が書けるのでしょうか!
書き出し5行とラスト4行が、めっちゃカッコいいです!
暗記したいくらい。。← 日常会話では使わない文章ですが・・笑




  ☆2001年12月25日に図書室で訪ねた唯川恵さんが、第126回直木賞に!
   受賞作は『肩ごしの恋人』(マガジンハウス刊)
   おめでとうございます。
                受賞作、近日中に読みます。







水野はるか |MAIL
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