水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年01月23日(水) 黒川博行著『黒い白髪』

昨日書いた文章を読み返したら、ぎこちなくて苦笑してしまいました。
黒川博行さんの作品を読むのが、まったく初めてなせいかもしれません。
昨日に続いて今日読んだ作品も、大阪弁の刑事が登場します。

お寺の住職が葬儀やにケガさせたことがこの事件の発端でした。
当初は、ささいなことに見えたできことが、刑事の推理で重大な展開に。

この刑事さん、鋭いですね〜。
と言うと冷徹そうですが、この大阪の刑事さん、気配りを忘れません。
ん?大阪の刑事さんは、皆さんこんなふうなのでしょうか・・?
人情たっぷりながらも、じわじわ核心にせまります。

黒川博行著『黒い白髪』は『カウント・プラン』(文春文庫)に収録。
43ページ。葬儀やさんの世界をちらりとのぞいた17分。
犯罪に使われたものが、こんな、どこででも買えそうなものとは・・。唖然・・。









水野はるか |MAIL
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