水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年02月24日(日) 加納朋子著『魔法飛行』 3

子どもの頃の冬は、今より寒かったように思います。
地球温暖化は確実に進んでいるんですね。なんだか心配です。
子どもの頃、と言っても5歳くらいの頃、寒い日には「かいじゅう〜〜〜」なんて
言いながら、ハァーーーって、白い息をはくのが面白かったですー♪

息の中の水蒸気が、外気の温度が低いとそれが水に変わって、湯気のように白く
見えるから、なんて理由はわからなくても、子ども心に、息の白さで寒さを
確認してました。(あん、なつかしー。うふっ。)
身近な魔法みたいなものでしたね。 笑 

『魔法飛行』の第三話は、タイトルにもなっている『魔法飛行』と誰かから届い
た最後の手紙です。

駒子の女子短大の学園祭の日のお話。
受付をする駒子と野枝のところに、野枝の幼なじみの卓見くんが現れます。
そして、遊びにきていた小学生たちと駒子、野枝に不思議な実験を見せてくれる
のです。

幼なじみって、いいですよねー。野枝と卓見くんを見ていると、幼なじみが
いないことが、ちょっと寂しかったりします。もし、タイムマシーンがあったら、
迷わず子ども時代に戻って、幼なじみをつくりたいです。卓見くんのような、
ボイジャーと宇宙人の話が好きな幼なじみ。 笑

この第三話は74ページ。卓見くんの魔法に子ども時代を思った40分。
瀬尾さんの言う魔法の飛行には、ぐっときます・・。
誰かから届いた最後の手紙は、不吉な感じですね〜。
うーん、この手紙、なぜ、名前がないのでしょうか。

明日は、最後のお話『ハロー、エンデバー』です。
今までの差出人不明の手紙が何を意味するのか、謎はすべて解けるでしょうか。
じゃ、また明日!






水野はるか |MAIL
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