水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年02月26日(火) 加納朋子著『ななつのこ』 1

『魔法飛行』は『ななつのこ』の続きだと、本にあったので、いっしょに買って
いました。それなら、『ななつのこ』から読めば良かったんですが、タイトルに
惹かれて『魔法飛行』を先に読んでしまったんです。順番が逆になったけど、
今夜からは『ななつのこ』です。これも連作短編。
瀬尾さんとは、どこで出会うのでしょう。楽しみ楽しみ♪

七つの短編の最初は『スイカジュースの涙』です。
入江駒子は、表紙に一目惚れして買った短編集『ななつのこ』を読み、著者の
佐伯綾乃に直接語りかけたいという欲求に駆られ、ファンレターを書きます。
本の感想に身近に起きた「スイカジュース事件」のことを書き添えて。
勢いでだしたファンレターに、この事件の謎を解く返事がくるとは!

表紙イラストに一目惚れは、わかります〜♪
わたしも、よくあります(タイトルに一目惚れも多いです)。
駒子が買った『ななつのこ』の表紙についての説明は、加納朋子著『ななつのこ』
の表紙イラストに近いものがあります。郷愁を誘う素敵なイラストです。
『魔法飛行』の表紙イラストも同じく菊地健氏でした。←お名前、覚えました!

駒子が読む『すいかお化け』、これは佐伯綾乃が書いた『ななつのこ』の中の
お話なのですが、ホロリとします。
『ななつのこ』を読みながら、綾乃の『ななつのこ』も読むわけで、少し、
人に紹介するにはややこしいですねー。

第一話『スイカジュースの涙』は34ページ。ドキドキしながら読んだ15分。
綾乃の推理は鋭く、語りかけに思いやりを感じます。

ファンレター、書いてみようかな〜♪
書いたこと、ありますか?










水野はるか |MAIL
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