水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年03月27日(水) 林真理子著『四歳の雌牛』

『贅沢な失恋』(角川文庫)第二話は『四歳の雌牛』。
別れの場所は焼肉屋です。ありそうですねー。こんなお話。
歳の離れた若い女の子に美味しいものを食べさせることで、愛情表現だと思う男。
買い与えるのは食べ物だけじゃなくて、洋服、バッグ、アクセサリーと、留まる
ことを知りません。もちろん、ブランド物です。お金でつながる関係ですか・・。

うーむ、林真理子さんが描くお話、構図がよくわかります。
会社が躓き、経済的な余裕が無くなった時、男は女に別れを切り出します。
そして、次にこの女の面倒をみてくれる男を紹介します。

こ、これ、失恋といえるのですかぁ〜? なんて、大きなお世話ですよね。
ふたりが恋愛だと思えば恋愛。失恋だと思えば失恋。
お金つながりだろうと、ふたりが納得の上なら、他人が口を挟む事じゃないで
すが・・。

それにしても、自分が愛した女性を知り合いに渡すキモチがわかりません。

男は女の過去の男に嫉妬し、女は男の未来の女に嫉妬する、なんてことを
聞いたことがあります。誰のセリフだったでしょう? 男は女の過去の恋愛が
気になることがあるらしいですが、女は男の過去なんて、ぜんぜん考えません。
でも、女は男がこの先出会うかもしれない未来の女が気になるのだとか。

あれっ? 何でこんな話に? 笑

お金が無くなったからって、恋人を知り合いにあげるなんて、、恋の道に背く
じゃありませんかっ! というか、このふたりは、恋人だったの?

やん、自分でも何を言ってるのかわからなくなっています。申し訳ありません。

今夜は撤収! じゃ、また明日! (><;)





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