水野の図書室
Diary目次過去を読む未来を読む
皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2003年04月12日(土) 浅田次郎『奈落』

箱のないエレベーターに足を踏み入れ、転落死した課長代理のお通夜から始まるお
話です。こ、怖いです〜。確か、5、6年くらい前に実際ありました・・よね・・新
聞で読んだ記憶があります。エレベーターが到着していないのに、外扉があき、乗
り込んだサラリーマンが、そのまま転落。。。
あれから、エレベーターに乗るときは、箱があることをちゃんと確認してから乗る
ようにしているんです。

『奈落』は、すべて会話だけで進みます。たたみかけるように進む会話がミステリ
アスな雰囲気をつくっていくうちに、「自殺説」を口にする者があらわれ、ホラー
ムードも漂って、異色な感じです。

ただ、、どうも好きになれない作品なんです。
読んでみて下さい。社内事情にもいろいろありますが・・。


水野はるか |MAIL
Myエンピツ追加

My追加