水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2004年11月27日(土) 谷村志穂『妖精愛』

“妖精愛”── きれいな言葉です。
でも、どんな愛?と聞かれると、純愛と同じくらい説明が難しくもあります。
話題の映画『海猫』で注目の谷村志穂が描く、九つの愛のカタチを集めた
「妖精愛」(集英社文庫)を読み始めました。カバーデザインは桐野太志。
ピュアな感じがタイトルにぴったり。カバーも大事なポイントですよ。

おお!最初が表題作『妖精愛』です。

妖精の名は奈緒子。自分で自分のことを妖精と言う女の子です。
彼の方は、奈緒子の言いなり。。
まあ、“ぼくの仔猫ちゃん”みたいなものですね。
お互いわかりあえているようで、ふと、彼女がどこかへ行ってしまうのでは
ないかという不安を象徴するような“妖精”なのです。
不安があるから恋が続くのかもしれません。

妖精のような彼女・・華奢な美少女and妄想の中ではスケート靴。
妖精のような奥さんだったら・・んー、、いつもお出かけ?ピンときません。
女は結婚すると、妖精というより魔女に近づくのかも・・奥様は魔女。笑


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2005年1月31日。まだまだ大丈夫。当選数が500って、少なすぎませんか?


水野はるか |MAIL
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