水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2005年08月04日(木) |
北森鴻『孔雀狂想曲』 |
古九谷焼の次は、鉱物標本です。こんなものまで、取引の対象になるとは驚き! さっそく、へぇ〜〜。アルバイト店員・安積も、なぜ、石ころに値段がつくのか、 疑問を投げてきます。解説する越名、カッコいいですよ。尊敬の眼差しを送って 気づきました。安積雇用理由!読者に代わって、質問する役なのね。(遅!)
へぇ〜藍銅鉱(らんどうこう)は、日本画の岩絵具の材料だったんですか……。 へぇ〜そうなの〜と、のんびり構えていたら、地元警察署の警察官や刑事まで 登場で、事件の匂い。石ころ紹介で終わりません。表題作ですし。
サスペンスドラマに急展開して、飽きさせません。まあ、短編なので飽きるひまも ありませんが。。ラストのコントは、、、ビミョー。越名と安積の関係が、うーむ。。。 安積が女子高生なために、恋愛モードにはなりにくいし・・どうしたいのか、越名。 もしや、安積は悪の一味?まさか、ねぇ。実は、異母兄妹?ありえない。笑
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