Opportunity knocks
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「アフターダーク」
一晩かけていっきに読んだので感想らしきものはまだうまく書けない。 でも実験的な小説というのはある程度的をえているような気がする。 これからどんなものに派生していくのかたのしみではある。
個人的にいうと、もっともっと長いものが読みたい。 もっと個人的にいうと、歴史的スパンの長いものが読みたい。 いくつもの流れが複雑に絡み合って頭が痛くなるくらい緻密な小説。
なんのかんの言ってもずっと読みつづけるんだろうなあ。 そうおもった。
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その昔、村上春樹さんに夢中になった時期。 といっても今もまあ夢中といえば夢中なんだけど、 その時期はもっと特別に夢中だった。
外に向かって逃げに逃げるというか、 逆に高い壁を作って他者の介在を許さないというか、 そういう小説の核みたいなものにすごく憧れた。
自分の中にそういう渇望があったにもかかわらず まわりがそれをわたしに許さなかったため、 わたしはずっとそういう渇望があることに 自分自身気付かなかったのだとおもう。
今もそれはある程度変ってはいない。 というか自覚したぶんだけそういう渇望は強くなっている気がする。
わたしはたぶん春樹さんの小説がわたしの望む世界であることを願っている。 でも春樹さんの小説はそれとは逆の方向へ進んでいこうとしている。
それがわたしには、すこし悲しいのだとおもう。
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