「たぶん私たちは、何かを希望することをあっさりあきらめちゃった方がいいのかもね」と彼女は言った。「あるいはそれがこつなのかもしれない。決して希望しないこと」「ほんとにそう思う?」とエイミーが言った。「まあね」とジャンが言った。ひとしきり考えを巡らせたあとで、エイミー・ロビンソンは肩をすくめて言った。「ねえ、そうじゃないことを希望しようよ」そして二人は笑いあった。「世界のすべての七月」 T・オブライエン