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2006年08月06日(日) これあればかれあり これなければかれなし

今日、明日と名古屋でスクーリング。「ブッダの教え」
仏教という宗教はいちばん身近でそして何かと関わりのある宗教であるはずなのに、その成り立ちやどのように伝播していったのかという歴史について、今までいかに無知であったかということを今回の講義ではじめて知らされた。
みんなと同じようなことをして(同じようなことをしなければいけなくて)ただ念仏を唱えてさえいればよくて、しかもその教義となるとわかりにくくて排他的でというような先入観というかイメージを持っていたのだけど、もともとブッダという人が興した仏教はもっと個人的でストイックで自己啓発的なものだということを知った。
今では仏教というと輪廻転生という思想が一般的で、極楽浄土だとか悪行を重ねたものは地獄に落ちるだとかそういうことを小さい時から刷りこまれてきたのだけど、ブッダの考えはそうではなく、(簡潔にいうと)輪廻転生というものはない(ヒンズー教は輪廻転生の思想が中心にある)のだということ、この世は自らの行いが総てでありすべての事象はそれぞれの因果に拠るものであること、生まれたものはすべて滅していくなど、世の中には侵すべからざる法則があるのだということ、などなど今まで仏教に対して持っていたイメージが覆されるようなことを教わった。
そういうブッダの考えが時代を経るごとにどのように伝わって、どのように変遷していったかということも講義の中でふれていて、それもまた興味深かった。
仏教に入信するかどうかという前に、こういう知識を学ぶということはとても必要なことなんじゃないかなと講義をきいていてふと思う。
これほど宗教に対して無関心でありながら宗教的なものに様々に影響を受けている社会なのだから、宗教を学校教育に取り入れる必要性は十分にあるんじゃないだろうか。

教えてくれた先生もいろんなことを伝えたいという気持ちがあって、教える側とそれを享受する側がいろんな意味でとてもうまくかみあったような講義だったような気がする。とても良い授業だった。



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