妄想日記-オレのOヒゲがのびるワケ...satou

 

 

♪僕パンクロックが好き―だぁ♪ - 2002年02月10日(日)

憧れの東京に上京した夏、神奈川放送(何故か中野は神奈川放送が映った)のミュ―ジックトマト(確か)という番組で、インディ―ズ特集をしていて、そこでまだメジャ―デビュ―してない「ザ・ブル―ハ―ツ」にクギヅケ!
♪ドブね―ずみ、みたいに美しくなり―たい♪と熱唱しているヒロトがいたのです。
凄い気になったところに、偶然「エジソン」で(西新宿のインディ―ズ御用達レコ―ド店)ザ・ブル―ハ―ツが目黒にあるライブハウス「鹿鳴館」でライブをやるのをGET!
東京に来たならライブハウス行かなきゃ!と思ってたオイドンは友達を誘って行きましたさぁ!

ちと早く行き過ぎたら、丁度楽器を運んでいる、メンバ―に遭遇。「TV観ました。よかったスヨ!今日楽しみにしてるんで」と、とり合えず声をかける。
「おお!がんばるケンノ―」と返事が。

200人も入ればイッパイの会場は鮨詰め状態。「やっぱ、人気あるんだ」と思いつつ、東京に着ての初ライブ胸ワクワクしてたのですわ。
後のセカンドアルバムまでの曲は全部歌ってました。
タテノリでジャンプしまくり、客席も一体になって!
「おおお!なんだこれ!スゲ―!負けられね!(誰に?)」と思った私は知らない人の方に手をかけ利用して、ハイジャンプ!ハイジャンプ!ハイジャンプ!
客席の誰よりも高くジャンプしようと必死になっておりました。
しかし上には上がいるもので、後ろからダイブしてきた奴がベルトコンベア―状態で頭の上を通りすぎるとステ―ジでヒロトと熱唱。
すぐにヒロトに蹴られ、客席にダイブ。皆で奴をまたベルトコンベア―状態で後ろの方まで運んでおりました。
さながら、そこは何でもありのアトラクションコ―ナ―のようでしたさ。
終わったあとは、これマジですが、床が皆の汗でピシャピシャ1センチは溜まってました。
「こいつら、絶対売れる!」と確信した夜でした。

案の上その1年後「ザ・ブル―ハ―ツ」メジャ―デビュ―。
「夜のヒットスタジオ」であの独特な歌い方にパフォ―マンスをカマしておりました。その後の活躍は皆さんの知っての通りですが・・

もう10年前になるかな?
雲仙普賢岳噴火の年、チャリティ―みたいので「夜のヒットスタジオ」に出演していた彼ら。

番組観終わって数時間後、近所のコンビでべ―スの河本氏と遭遇。
俺も見てたけど、やたらと向こうもチラチラ見てくる。
有名人だし「こちらから声かけないと悪いかな」と思った私は、
「TV観ましたよ」と声をかけた。初ライブの時に声をかけてから5年の経過。
「ありがとう」と言った彼は、「時間ある?」と俺に。「はい」と俺。
「じゃあ!車の中で」と言われた俺は、「???」と思いつつ彼の車の助手席へ。それから2時間。井の頭通りの車の中で散々話を聞かされ(この内容はオフレコ)まあ、面白かったですけど、そんな不思議な体験をしたのでありました。
「じゃ、またどこかで5年後に」と言って別れたのですが・・会わないなぁ・・。

そして車から降りた俺は、軽く興奮しつつ、家路に向かっていると、遠くから彼女が髪を振り乱し、パジャマ姿で歩いて来るではありませんか。それも泣きながら鬼の形相で。「????!!!!!!!ヤベェ―!」
そうなのです、コンビにから「今から帰る」と電話をして既に2時間経過。
そりゃ、心配しますよね。コンビにから家まで5分もかからないんですから。
「何やってんのよ!心配したじゃない!」と泣きながら言う彼女。
俺、「すいません」と反省しつつ
「だってさ!今ブル―ハ―ツのべ―スと話しててさ!」と笑顔の俺。
深夜井の頭通りを、パジャマ姿で泣きながら歩く女と浮かれながら笑顔で歩く男。
傍から見たら「トンダカップル」に見えた事でしょう。


...




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