日記帳

2004年04月29日(木) セサミプレイス

なにかと準備の悪い2人である>われら夫婦。
休み前日になって夫がどこか出かけようと言い出す。

だからGWどうするのって何度も(以下略)。
これといった提案もしなかった私に言われたかないか。

娘が寝てからネットでおでかけ情報を巡り、寝たのが3時。その時点で敗者なんだよ。

案の定目が覚めたら10時過ぎ。いやほとんど11時。1日半分終わってますって。

しかし良い天気。連休後半はくもりがちって聞いたと夫が出かけたがる。
じゃあ、昨日どっかのHPで見たセサミプレイスって行ってみますか。

HPに車は混む、駐車に時間がかかる、と脅してあるので、電車で行こうと私。
娘、電車好きだしさ。車でラジオも聴けずに童謡歌わされるのもくたびれるしさ。

家を出たのがお昼頃、電車を乗り継ぎ、何を勘違いしたのかシャトルバスがあるはずと探すがない、結局路線バスを待って20分、揺られること30分、着いたのは3時。もう帰る人がぽつぽつ見える。駐車場はガラガラ、だだだまされたか。
※シャトルバスは隣のサマーランドからだった。よく見ようHP>自分。

長い長いエスカレーターを上り、うっすらと手の平に汗を握る私。高所恐怖症とまではいかないけど、不測の事態をリアルに想像しては膝が震える。
※これが苦手な方は、車で送迎してくれるそうですね。よく見ようってば>自分。

とにかく腹が減った。と脇目も振らずにレストランに駆け込む。
がらーん。お客さんはひとりもいませんが。

閉店ですか、と店のおばちゃんに声をかけると、奥の厨房のおじさんと目配せして、「まだ大丈夫ですよ」と言ってくれる。

いや、ものすごい形相だったかもしれないけど。
「まさか食べられないんですか」と血走った目で訴えていたかもしれないけど。

閉店間近(実際は閉店直後が正解か)の店内で、家族三人がつがつと食べる。
ここで寂しいとか思っちゃ負けよ。さびしくなんかない、と夫にむやみに話しかける。静かな店内に響く自分の声。おばちゃんの視線。さびしくなんかないったら。

閉園までの2時間、ひとつショーを見て(娘なんとか持ちこたえた)、グッズショップへ行って(大きいエルモはカーサン欲しかったのに、「おおきいのばいばいちるよ」と娘は小さいのを選ぶ)、トランポリンみたいなので遊ぶ(娘大喜び、カーサン三半規管やられた)。

娘はさほど興奮するでもなく、淡々とビスケットかじって動かなくなったりする。
夫は「そんなもん近所の公園でも食べられるだろうが」と呆れ顔。

親の期待を裏切る娘の低リアクション。よくあることだが肩透かし気分満喫。

エルモと写真を撮ることもなく(身を捩って逃げ出す)、オトーサン気前よく100円入れたせいで車の遊具で絶叫。一眼レフ、久しぶりに重い思いして持っていったのに。ダ洒落てる場合じゃない。

日本人以外のパパ率が高く、カーサン久々に英語でしゃべった。
パパさんにごちんとぶつかってしまったから「えくすきゅーずみー」と言っただけ、しゃべったとは言わんな。

帰りはバスや電車の連絡がよくて、行きほど時間はかからなかった。

バスや電車の中で赤ベコのように居眠りしたり、帰りがけに寄ったお店でぐびぐびとビールを飲んだり、そういう夫を見て、やはり電車で来た甲斐もあったぞと思い直す。

娘の相手も、カーサン1人じゃ持て余すこともあるが、オトーサン参戦でやっぱり楽だった。「たのちかった」と娘に言わせたぞ>オトーサンむりやり(「楽しかった?楽しかった?ゆか楽しかった?」ってアータ)。

無計画な割には楽しい1日だった。

川でも遊べそうだし、新緑まぶしい景色も麗しかったし、今度はちゃんと早起きしてまた来たいな。


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