日記帳

2004年05月05日(水) 最終日に考える

この連休、スガシカオ以外はせいぜい買い物に行ったり実家に夕飯食べに行ったり、特に遠出をするでもなく、まったりと過ごした。

新譜にDVDが付いてくるからってDVDプレーヤーを買ったり、お安いジーンズに懲りてちゃんとしたお値段のを買ったり、夫は野球のバットを買ったり、手抜きで外食したり、なんだかんだ出費があって、帰省の往復旅費くらいはきっちり使っちまった気がする。

でもこんな連休もいいなあと、ほんと結婚して初めてじゃないかなあと思うのだ。

ひとりで遊びに行く快感も知ってしまったし、またそれを手に入れようと夫に交渉するガッツも出てきたし。

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友人と話して、ああやっぱりそうだと思ったのは、日々の生活や自分に投資するのは、けして悪いことじゃないんだ、ということ。

そんなこと当たり前じゃないかと言われそうだけど、稼ぎという形を持たない立場にいると、いつのまにか自分を縛っていることもある。

普段着だから、近所しか出ないから、誰にも会わないから、いいやいいや。

また娘を連れていると、「子連れ」という記号を黄門さまの印籠のようにかざしてしまうような、逆に隠れ蓑にしてしまうような心持ちもあったりする。

いざひとりで歩くと、身の置き所がないように足元がスカスカに感じてしまうのは、いつのまにか自分が娘を拠り所にしてしまっているからなんだろう。
そういうふうにはなるまいなるまいと念じていたはずなんだが。

友人とお台場で会ったとき、自分の手の甲だけが日焼けしていることに気付いたり(日々の自転車焼け)、ハレ(晴れ着とか喪服)とケ(ジーンズ)の中間のおめかしした服に困ることを思い知らされたり、少し背中をしゃんとしなさいよ、と自分自身にはっぱをかけたくなってしまったよ。


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