娘は先週の月曜日、近所の小児科からN大I病院に救急扱いで入院し、3日間急性期の治療をした。痛い怖いの連続だったはず。
木曜日にN大S病院という、小児糖尿を多く診察する系列の病院に転院、この日の朝から発熱し、どうやら娘、夏風邪を引いたらしい。
熱は38度から39度で医師の診立て通り5日間続き、昨日から平熱に戻った。
熱があっても食欲だけは衰えない娘だが、肝心の血糖値は変動が激しく、従って投与するインスリン量も増減してちっとも一定しない。
普通(夏風邪を引かなければ)急性期を過ぎた最初の一週間程度でインスリンの必要な数値が決まり、次の一週間で皮下注射等処置の仕方を親が覚え、最後の一週間で実際親が皮下注射をするのに慣れる、というのが糖尿病の入院スケジュールであるらしい。
娘は風邪を引いたので何日かロスしたが、明日明後日あたりには皮下注射を始める。今はお腹に皮下注射の針が入ったまま(痛みはない)、インスリンの箱をお腰に下げた桃太郎状態なのだ。 ※この箱をカンゴクサンがいじるとご飯、と娘は覚え始めている。お腹が空くと「おなかちょこちょこってちてくだちゃーい」と叫ぶ。空腹に身を捩る娘を見るのがカーサン切ない。
それにしても、ようやく、ようやく少しずつ先が見えてきたよ。 熱が引かない数日は、さすがに焦れた。
これからカーサン覚えることがいっぱいだ。
皮下注射も、血糖値の測定も、栄養管理もみーんなカーサンの仕事だ。 ががががんばるよ。カーサン風邪引いてる場合じゃないんだがなあ。
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