日記帳

2004年06月19日(土) 罰当たり

義父が木曜日に、義母が今日大阪に戻った。それぞれ実に一週間と10日の滞在。

死ぬかと思った。

すみません、罰当たりな嫁で。

でも、最後の何日かは義父と食卓を囲んでいると動悸がしてきたし、あれ以上一緒にいたら本気で倒れていたと思う。

義母は私が留守の間、家のこと一切を引き受けてくれ、洗濯から食事まで丸投げで面倒をかけた。ありがたいことだと思う。

娘の入院を知った彼らは私の実家に電話をかけ、迷惑じゃないかと念を押したという。実家の父は無論迷惑と答えるはずもなく、よろしくお願いしますと言うしかなかっただろう。それが通行手形になってしまった。私に聞いてくれ。

善意で差し伸べられた手を煩わしいという理由でふりほどくのは、予想以上にエネルギーの要ることで、まあ私が彼等にどう思われるかを覚悟さえ出来れば避けられた事態なんだから、非は私にあるんだけどね。

夫と二人で囲む食卓は今夜が初めてで、隣に娘がいないことがとても寂しくてつい涙ぐんでしまったけれど、そんなことも今まで出来なかったのだ。

義母は来月頭にはまた来るから、と意気込んでいたが、今度は丁重に、でもはっきりお断りしようと思っている。


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