日記帳

2004年07月22日(木) 初めての外来診察

退院後、初の外来診察。

まず隣の歯科へ。「抜きたくない」と伝えるだけだ、と鼻息荒く乗り込んでいったら、あちらも「おやお父さんは?」と出鼻をくじかれた様子。

そう、納得しないお父さんとお話、という設定だったのだが、当のオトーサンどうにも仕事から抜けられず。

「それでまたお母さんとお話してもねえ、同じことだから」と鼻白んだかんじの歯科医二人。ごもっともでございます。

かかりつけの歯医者さんにケアしてもらいたい、ここでは抜かない、というこちらの希望を伝えると、あっさり「いいですよ」。
「隣(系列総合病院)から紹介状もらって診ただけですから」「判断するのはご両親だと思います」。

こないだの話のわからん女医ではなく、男性歯科医(たぶん立場が彼女より上)がこちらの意気込みをあっけなくスルーしてくれた。肩透かし。

やっぱりかかりつけに診てもらってよかったよ。彼に「このままで平気だよ」と笑顔で言われたことで、抜きたくないという私たちの意思も固まったし、今日ああして大学病院の歯科医に主張することができた。感謝感謝。

さて、五分で話が済んでしまった。

その後の小児科外来の予約まで一時間もある。近くの本屋で時間をつぶす。
※夫が来られなかったので実家ばば召集。助かった。こちらも感謝感謝。

外来で来るのが初めてだったのと、小児慢性疾患の医療証が発券されたことでどえらい要領の悪さ>私たちも病院側も。

小刻みに名前を呼ばれては身長体重測定(丸裸でよん)、血糖値他測定、採血、と診察室と待合室を何度も往復。

ようやくU先生の診察、と思ったら医療証があると手続き上初めからやり直しだという。がーん。なんじゃそりゃ。無知って無力だわ。

新患受付まで戻って、ついでに入院中のお会計まで待ち時間中に済ます。正確には事務のおねえちゃんが全部段取りしてくれたんだけど。

この間、娘は実家ばばと二人で待合室。すでにだいぶくたびれて、出来上がっちゃってるんじゃないか>娘。ただでさえ、また病院の雰囲気を味わったうえにカーサン不在。だいじょぶかだいじょぶか。気が気じゃない。

そしてやっと診察。U先生も説明がそつがないようでいて、指示が実はあいまいだ。次に私はどこに行ったらいいの。必要なものはどこでもらったらいいの。

看護婦さんが全部詳しく教えてくれた。U先生ね、看護婦さんたちへの態度、ちょっとぞんざいに私は感じるよ。口の利き方って(以下略)。

娘に必要な薬やら器具やらを揃えるには、病院内外3ヶ所を巡らなければならない。めんどくせ(以下略)。一括して受け取れないものなんでしょうか。

思いのほか時間が長くかかり、帰宅ラッシュの恐れあり。今日は残念だけど、入院してた病棟に顔を出せないなあ。看護婦さんたちに、元気にやってます、と娘を見せに行きたかった。

少し気落ちしていたら、たまたまそこに小児病棟の看護婦さんが通りがかった。おおー、なんか通じたか。

「ゆかちゃん!」と嬉しそうに名前を呼んでくれて、娘も彼女の膝に乗ったままなにやらはにかんでいる様子。いつまででも看護婦さんの膝から降りようとしない。

そうだよね、会いたかったよね。カーサンも会いたかった。

次回は午前中に予約入れたから、ゆっくり病棟にごあいさつに行こう。

くたびれまくったカーサンと娘に、これまたくたびれきった実家ばばが夕ご飯を作ってくれた。う、美味しい。

すっかり頼りにしてしまって、ばばったらほんとすまないね。
・・・次回もよろしく頼みます(鬼娘)。


 <<  index  >>


さば [TOP]