土曜日、幼稚園のおたのしみ会と娘の誕生日が重なった。実家じじばばに来てもらい「孫との休日スペッシャルバージョン」を満喫してもらったつもりなんだが、どうだったかしらねえ(他人事か)。
おたのしみ会では劇と歌。園児が気に入った絵本をベースにしたオリジナルで、劇遊び発展型とでも申しましょうか、台詞や動きは園児と先生で相談して決めるのが恒例。本番が終わっても劇遊びは続くそうな。
娘は犬の役。帽子を厚紙や折り紙で作っていた。犬役の子はだいたい白がベースで、耳にその子の好きな色を貼って、娘の耳はむむむ紫でしたよ。青タン?いやいやいや。
台詞は二つ、短いのと長いの。練習中台詞のタイミングがわからず、他の犬役の子につつかれてやっと言えていた娘。本番直前には「もうわかるから!」と、つつく手を振りほどいて台詞を発するようになったとか。「犬役の子たちが「うかちゃんには教えなきゃ」と思い込んでしまったらしくて」と担任のおてもやん先生が苦笑していた。経験だ。成長だ。
当日朝も「長いほう言えるかな・・・どきどきちる・・・」と小心モノ魂全開だったけど、ちゃんと言えていた。おてもやん先生が感激していた。そう、そういうトコに真面目な先生なのよねー。ふ。
しかし子どもたちの声や姿って、凄まじい破壊力ですな。カーサン舞台に立ってるお友達を見ただけで涙腺がゆるみ始め、歌に至ってはハンケチ握り締めてしまった。 ※自分が小学生くらいのときは「コレで大人が泣くにちがいない」とニヒルに鉄琴叩いてたんだけどなー。「きじも鳴かずば撃たれまいに」って劇でさ。ははは。
そして降園時には低血糖起こしてオトーサン抱っこで帰宅。すすすすまなかった。ここんとこ乱高下。
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で、午後はお誕生日のお祝い。昼ご飯食べたファミレスでお会計のとき、レジ横のおもちゃコーナーに実家ばばを誘導した娘、ビーズと指輪のセットを握り締め黙って立ち尽くすという必殺技で見事獲得。特別だからね。今日だけだからね。としつこく念を押すカーサンだがちゃっかりお昼はじじばばにご馳走になっている。例の遺伝だな(棚に上がる)。
さ、日頃カーサンちに腰を落着ける習慣の無いじじばばを、いざもてなそうではないか。ケーキでハピバースデーしたあと、すきやきの買出しに出発。何かとうるさいじじを黙らせるために、カーサン目をつむってお肉のパックをかごに入れた。いつもよりいいお肉だぞ。うひひ。
帰ってきたら、和室に美輪明宏みたいなツリーが飾られていた。金モール全部出したわね夫・・・。場ツナギとして用意しといたけどさ、何も全部付けなくたって。来年は飾っていい分だけ出すことにしよう(今年はあきらめた)。
すきやきは忙しないのが醍醐味よ。鍋奉行分担してるばばとカーサンなかなか食べられません。さてさて、ようやくお肉をぱくっと・・・、味が薄いじゃないのっ。薄いなら薄いって言ってよっ(激昂)。いい肉買ったという自負で、こめかみの血管がどくどく言っちゃってるカーサン。どうどうどう・・・。
娘もぱくぱくよく食べた。うん。よかった。
今年は自転車を誕生日前に買った(寒くなると乗れないかと思って)ので、プレゼントとしてはもう済んでしまっているのだ。が、前日になってあまりに寂しいかと思い百均へ。ははは。いつも百均行っても何も買ってやらないもんだから、数あるプレゼントの中でもよりによって百均キラキラ折り紙に夢中な娘。実家じじばばがウキウキ渡したおもちゃに見向きもしない。わかってないぜ。
そして大阪からのプレゼントも娘のピンポイントを突いた素晴らしいチョイスで、床に全部並べてもうウッハウハ。目がランランとしちゃって頭から煙が出そうな勢いです。ぴーと音が聞こえた(ような気がする)。
案の定夜泣きした(久しぶり)。娘よ、5歳おめでとう。
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