日記帳

2007年03月07日(水) ヤマダさんのこと

幼稚園関係は書いてはいかん、というか、書くまいと自制してきた。けどまいっか。ははは。軽い自制だなあ。ふかふかだぜ。

もう全部仮名付けていくことにした。今回はそうねえ、ヤマダさんとしよう。

カーサン年少のときにヤマダさんにぐいぐいひっぱられるようにママ友づきあいが始まって大層とまどった。「私も言ったんだからあなたも教えてよね」的にあらゆる情報を引き出す名人。そしてスピーカーママ。ヤマダさんに間違った情報を与えないよう、娘の持病については細心の注意を払ったものだ。

カーサンの子分体質を嗅ぎ分けられたせいかずいぶん振り回されたが、ヤマダさんの息子コウジくん(仮名←しつこい)にまつわる一件から距離を置くことが出来るようになった。ほっ。100%自分の子どもには非は無いと言い切る彼女に「ほんとにそうお?」と匂わせて怒りを買ったのだ。あーくさい。

なんていうか、独特のお人柄でねえ。幼稚園ママ同士って、子ども経由のおつきあいだから(たぶん)「○○ちゃんママ」とお互いに呼ぶことが多いんだけど、ヤマダさん周辺に限り「××ちゃん」とママの名前をちゃん付けするのだ。そこで親しさの度合いをアピールしているみたいであまり好きじゃないんだけどねえ。ええ、カーサン「さばちゃん」と呼ばれていますとも。こちらからは「ヤマダさん」と呼ぶ。地味なアピール。
※ヤマダさんについて語りたいことが山ほどある。おいおい小出しにしていこう。とても書ききれん。

最近になって再びカーサンとの距離を詰めようとしてきています、ヤマダさん。女の子方面の情報源としてカーサンを活用したくなったんだろうな。男の子のママの間ではボス猿のように君臨しているけど、女の子の方にはうとくなっていると気付いて危機感を募らせているようだ。

で、昨日はママさんバリボー最終回ということで、総勢8人のママでランチ。そこで自分がいかに地獄耳かということを自ら誇ってみせるヤマダさん。

「ほんとに地獄耳だよねえ」「なんでも聞こえちゃうんだもんねえ」とひとしきりママたちとやいやい盛り上がったあと、「ところで◎◎の件、あれって実は・・・」とひとくさりヤマダさんが語ったのさ。すかさずカーサン「さすが地獄耳」とよしゃいいのに要らん合いの手を入れた。「もう!すぐそういう風に言う!もう言わん!」と彼女の第二の地元福岡弁をひっぱりだしてプーっとふくれた。
※彼女は転勤族なので「いつまでここにおるかわからん」とよく言う。

ひゃあやっちまった。でもカーサンヤマダさんにとって少々不愉快な存在でありたいので、これでいいのだと後悔すらしなくなっていた。自分でびっくり。特にフォローもしません。

これでいいのだ。適切な立ち位置を見つけたような気分でヨシとうなづく。ははは。そんな感じで幼稚園は年度末突入しております。


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