日記帳

2007年03月19日(月) 引越し話は当分続くと思われ

子どもの頃に限って言えば、カーサン引越し経験無しと気付いた。結婚して実家を出てからも、いつでも池袋に片足つっこんだかんじで移動してきた。起点は池袋。

ヤマシタさんの京都引越し話をしていたときも、「さばさんは池袋ナシじゃだめなんでしょ?」と的確に突っ込まれたものだ。

「だんなさん関西なんだから、そっちに転勤とかあるんじゃなーい?」
「いやいや、よっぽど希望しない限り、動かないらしいよ」

なんて舌の根も乾かぬうちに今回の話。「よっぽど希望」そんなことしてないんスけど。

しかし考えてみれば、夫も勤続15年(「金属」て・・・。超合金ロボか)。今まで「転居を伴わない異動」ばかりだったのが、実は不思議なくらいなのだ。「1回くらい地方行っとかなあかん」そうらしいねえ。

転勤と聞いた晩、カーサンこれから手に入れられるものばかり思い描いて、やたら明るくハイになった。杜の都。夏は涼しいかも、とか浅はかに。

翌日地図を買ってきて、住む場所を探し始めた。途端に、手離すものばかり思いついて、今度はローローロー。下がるわ下がるわ。なんだかんだ言って今の生活が、時間をかけて積み上げた快適の上に乗っかっていることを思い知る。

手離したくない。ああ執着全開、涙が出そうになったり。

ひとしきり底辺をさまよったあと、でもま、手離さなければ手が空かないわけだし。また、1から積めばいいんだし。ひとつ積んでは母のため〜。・・・。

流れに身を任せてみるのもよかろう。任せるしかないんだしな。


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