2002年07月27日(土) |
演劇集団キャラメルボックス『嵐になるまで待って』神戸公演感想 |
う〜ん、書きたくねぇ。 でも書かねば。
以下ネタバレありです。これから見に行く人、注意して下さい。
なんで書きたくないのか。 もちろん、あまり感動しなかったから。 言葉を選ぶのが難しいな。 ストレートに書いてしまうと、 正直、退屈でした。中盤以降かなり眠かったです。
観る前は、期待してました。 ろう者の忍足さんの客演、『四月になれば彼女は』に続いて大きな役につく岡内さん。 楽しみにしてたんです。
でもなぜか、 ビデオで見る97年版のほうが断然よく見えました。
ユーリが声が出なくなる理由、 幸吉君を想う気持ちが全然伝わりませんでした。
嵐のシーンもものすごい危険を伴う効果を使ってることも、 体をはって格闘シーンをしていることも知っているはずなのに、 なぜか気持ちは盛り上がらない・・・。
どうしてなんだろ。
初日が開けてまだ間がなかったこともあるとは思います。 千秋楽までこの芝居はもっともっと良くなるとは思います。
でも、それ以外の理由があるとしたら、 自分の感性の問題かもと、少々危惧しています。 加藤さんの日記で、小川エリーさん(今回はスタッフとして参加)と一緒にラストシーンだけ観て大泣きしてしまった、みたいな事が書かれていました。
加藤さんと小川さんにはあって、 ボクにはない感性があるのかな、と。 お二人は、役者さんやスタッフの近くにいるために、みんなのがんばりが痛いほどわかるのはあると思います。 でもそれだけじゃないような気もするし・・・。 正直よく分かりません。 単に、ストーリーがボクの好みでなかった可能性もあります。
好きな劇団の芝居を酷評するのは辛いけど、 でも感じたままに書きました。
次回公演、チャレンジシアターVOL.2『賢治島探検記』へは行かないことにしました。年6回も東京や大阪へキャラメルのために行くのはどうかと思い始めたので。
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