2002年08月25日(日) |
劇団Beans第14回公演『ウォルター・ミティーにさよなら』扶桑町中央公民館 |
いやあ、2週間逃げてましたなぁ。 観劇をしたわけじゃないからいいか、とも思ったのですが、 一応自分の記録のためでもあるので感想を少しだけ書いておきます。
ボクが見たのはゲネプロと2日目(千秋楽)。 1日目は受付で会場の外にいたので見ていません。 劇団員でありながら稽古はほとんど見ていませんでした。 台本すらほとんど読んでいない状態で、全くもって失礼なヤツです。
正直な感想。 兼松さんお得意のテンポの早い芝居を目指して作った芝居であることはありありと見てとれました。 しかしながら、一番の問題がそこにあるような気がしてなりません。 役者のカミの多さは、単に役者の力量によるものだけが理由ではない気がするのです。特に曲きっかけでセリフの言い終わりが決められているセリフは早口であることに加えて、音の大きさのせいもあるのか、正直何をいっているのかわからないところが1カ所や2カ所ではありませんでした。 それが重なり、全体の印象もなんだか荒削りなものになってしまった気がします。 また、各キャラクターについても、よく出来ている人、そうでない人の差が気になりました。(役者の力量に関係なく) そのせいで、3つのストーリーそれぞれの中での人物関係も不完全で、なおかつ3つのストーリーが重なる必然性(または偶然性)が見受けられなかった気がします。
とはいいつつも、 芝居である事を楽しむようなやりとりや、セットの工夫など見所もあったと思います。
|