薄い上着でも大丈夫なくらいの気候になったが、部屋の中にいるとまだ寒い。弱めに暖房をつけていたところ、午後になっていきなり止まる。機械的な問題か。もう春なんだから必要ないだろうということか。仕方なくベッドの上で足だけ布団に入れて本読みのつづき。直に寝入ってしまう。目が覚めると19時。ついつい昼寝してしまったあとの、あの「やってしまった」という何ともいえない感じも、まだ外が明るいのに少し薄らぐ。錯覚とはいえ。夢から覚める夢を見た。夢の中で、そういうときは決まって安堵している。