DOTFAMILYの平和な日々
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2011年03月01日(火) DOTMANの能天気な日々: 自慢になってないと思うぞ

私は愚息のバイトに反対である。いや、バイトをするなと言っているのではない。ウエイターとかコンビにの店員とかもう少し普通のバイトをやって欲しい。ストリップ・クラブの用心棒というのはいささか剣呑なのではないだろうか?

とはいえ、やっているものは仕方ない・・・そうなると、私が知らない世界であるだけに、ストリップ・クラブなるものがどういうところか、という興味が沸いてくる。で、聞いてみた。すると・・・

「売り上げが全米第3位。カリフォルニア州で第1位」という誇らしげな答えが返ってきた。

・・・それって君が自慢することじゃないだろう!

ま、兎に角、流行っている店ではあるらしい。ストリッパーは、「どうしてこんなに若くて綺麗な人がストリッパーなんてやっているんだろう?頭も悪そうじゃないし・・・」という女の子がたくさんいるらしい。が、「金を貰っても見たくない!」というストリッパーもいるらしい。

若くて綺麗で頭も悪くなさそうな女の子が何故ストリッパーなんぞをやっているのか・・・金のためである。自分で生活費を稼ぎながら、かつ大学に通うには、時給が良いバイトに限る。割り切ってしまえば、ストリッパーも悪くないのであろう。将来、医者とか弁護士になったりして。私も学生時代、時給が良いというだけの理由でバーでバイトをしたことがあるが、ストリッパーは考えつかなかったな・・・あ、あの身体じゃどっちみち無理だったか。

ストリッパーの他に、サーバー(ウエイトレス)、ドアマン、セキュリティ(用心棒)、そしてマネージャーがいるそうである。マネージャーは3人いて、その中の1人が愚息をリクルートした人。(MMAジムのトレーニング・パートナーは用心棒で、愚息をリクルートした人ではなかった。)愚息は彼のことを自分の上司だと思っているらしい。もう1人は、「おいおい、お前、大丈夫かよ?」と言いたくなるような、かなりいい加減なマネージャーであるらしい。愚息は彼のことを上司ではなく、仲間だと思っているらしい。そして残る1人・・・

「ラスボス!物凄く背が高くて、バフで・・・前に出た途端『ごめんなさい。』と謝ってしまいそうになる。もう、本当にゲームに出てくるラスボスそのもの。そういう人がいつもオフィスで静かに札束を数えてるの。本当は、偉い人の後ろに黙って立ってる方が似合ってるんだけど・・・その偉い人が止めてしまったから仕方なく自分が偉い人になりました、っていう感じの人。」

もちろん、これは愚息の感想であって、事実ではないのだろう。でも、ありそうな話。

客種は実に様々らしい。年齢も人種もバラバラ。

先日、18歳未満としか思えない、という東洋人が来たらしい。で、ドアマンが身分証明書を確認すると、誕生日が読めない。一体どういう身分証明書なのか疑問であるが、「とにかく客を入れたい・・・でも、違反行為はやりたくない。」とドアマンが困っていた所に愚息が通りかかったそうである。ひょいっとその身分証明書を取り上げた愚息・・・

「平成元年・・・22歳?」
「うん。」
「じゃ、OK」

日本人?もしかして、日本の免許証かなんか見せた?それとも偽造?ま、良いけど。

それ以来、東洋人が来る度に、ドアマンが愚息の方を見る。そしてその度に・・・

僕、中国語は話せないってば!

と言わなくてはならないそうである。


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