DOTFAMILYの平和な日々
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2011年04月23日(土) レストランでの義援金集め

平日だというのにダンナが友人と一緒にレストランに行くのでお前も来いと言う。

先日ダンナが買ってきたTシャツを売っている日系コミュニティ・センターはウエスト・コビナという市にある。この市、日本の東北地方のとある市(名前は忘れた)の姉妹都市だそうですな。で、この度の震災には市を挙げて支援している。といっても行政がやっているのではなく、コミュニティ・センターやレストランなどがやっているのだ。

で、先週の水曜日、ウエスト・コビナにあるBJ’sで食事をすると、売り上げの15%を義援金として寄付するというイベントが行われた。だから行かなくては、とダンナが言う。友人とそこで待ち合わせることにしている、とも言う。でもなぁ、15%ですよ、15%・・・効率悪いなぁ。でも、断る理由ないからなぁ。

レストランへ行くと、満員だったが、ダンナの友人が早く来て席を取っておいてくれたおかげで待つ必要はなかった。繰り返すが、平日である。不景気でレストランの客も減っているというご時勢にこの人の群れはなんなんだ!これほど多くの人が資金集めに協力しているのか?

・・・違った。BJ‘sはビールが売り物のスポーツ・バーでもある。当日はレイカーズのゲームがあったために混んでいたのだ。

この義援金集め、この日の食事の売り上げの15%が自動的に義援金に回るという訳ではない。なんと、「義援金集め」のフライヤーを持っていった客にだけ適用されるのだ。フライヤーがどこで配られているのかはわからないが、ダンナは例の日系コミュニティ・センターで貰ってきた。数枚貰ってきたので、愚息にも1枚渡していた。(彼はBJ’sによく行く。若者が集まってスポーツを見ながら盛り上がる場所なのだ。)が、愚息は水曜日の夜は学校がある。

愚母「学校あるから行けないね。」
愚息「ああ、学校の日か・・・早退しなくっちゃ。」
愚母「そういうの早退の理由にならないよ。」
愚息「なるよ・・・『日本を救ううため』だもん。」

・・・ならねぇよ!ちゃんと学校行け、学校。

私達が食事をしている時、愚息がレストランに現れた。「日本を救うため」に早退したのではなく、たまたま授業が早く終わったからだそうだ(怪しいもんだ)。が、彼は1人で現れた。食事に来たのではなくビールを買いに来たそうである。友人の家に行く前に、ビールを買って来いと言われたそうなのだ。が、持ってきたフライヤーは大勢で食事をしている知らない人のテーブルに行って「これこれこういう事情ですので、会計する時にこのフライヤーをお店の人に渡してください。」とお願いして来たそうである。

・・・そういう手もあったか。


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