DOTFAMILYの平和な日々
DiaryINDEXpastwill


2011年05月03日(火) 片付け読書ノート22: 異形コレクション 帰還

井上雅彦監修 光文社文庫
2000年9月20日 初版1刷発行
ISBN4-334-73058-2

ホラー(多分)短編小説集である。24編も入っている。面白い話、全然面白くない話、何だこれ、と思う話がごちゃごちゃと入り混じっている。ま、でもこれは好みの問題だろうな。

文庫の形を取った季刊誌・・・なんだろうな。異形コレクション・シリーズの16巻目だそうである。10年後の今でも刊行され続けているのだろうか?こういうジャンルが確立しているのだろうか?誰が読むのだろうか?(私か?)・・・不思議な本である。

それにしても、24人もの作家が書いているというのに、その中で私が知っている作家は7人しかいなかった。世の中には作家がたくさんいるんだなぁ。

この本を読んでいて一番感動(?)したのは、監修者井上雅彦の解説だ。全ての作品を1つずつ絶賛している。ここまで褒めまくれるというのは才能だなぁ。それとも短編ホラーに対する愛だろうか?少なくとも監修者の意気込みは感じられる本である。


DOTMOTHER | 掲示板ホームお手紙

My追加