「嘘を吐くなよ。」

ささやかな幸せなんて風が吹いただけで飛ばされる。
生温い温もりなんて雨が降っただけで乱される。
解っているけれど。
偽愛情でさえも私には優しいから。
別に証明なんて必要無くて。
真実なんて知りたくも無くて。
偽りの世界で夢見る事がとても幸せだから。
目の前のLSD色の風景と正面から向き合う事が。
現在の私の選ぶ冪道なんだ。
2004年04月14日(水)

かつて・・。 / 桃色少女

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