最強の星の真下

2002年09月09日(月) 旅行日記。第一日目。乗り換え。

今頃疲れが・・・。週末だらだらと過ごしてしまったので仕事が山積しているのである。ああ、1日だけでも出勤すべきだったかも。

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さて。空港に到着してから。
事前にWEBサイトで調べてあったので、自分が行くべき場所は判っている。第1ターミナルだ。荷物は最終地まで運んで貰えるから身軽だ。
ふふふ。完璧である。乗り換えなんてなんのその。表示に従って空港内のバスで第1ターミナルへ。乗り換えの航空会社カウンターのチェックインもスムーズである。
乗り換えなんて初めてであったが、結構何とかなるものだ。
ささ、時間潰しをしようかの。1階下にお店も沢山あるし賑やかだ!良いではないか〜。
でもまずは乗り換えゲートを確認しておこう。慎重に!
突き当たりを左に行くって言ってたな。突き当たりを・・・左?

・・・・・・どこ?

いきなり判らなかった。
階下に降りたり上ったりを繰り返したが判らない。
一番下の階に案内所のようなものが見えた。そこまで行って聞くのが早そうだ。
エレベーターで昇れ?って最初の階だ・・・。
でも昇ってすぐの所だと言われても、あるのは閑散としたローカル線のゲートのよーなもの。
え、でもローカル・・・のはずは・・・まだ余所の国に移動するのに。

挙動不審なアジア人と化してうろうろしていると、そのゲートに立っていたおじさんが何処に行きたいんだと聞いてきた。
チケットを見せると、それはここだ!とにこやかに断言され、カードは記入したか?あるね?ささ、こっちこっちと手招かれた。
・・・お店・・・いやあのね、時間まで階下の華やかなショッピングモールにね、いたいの。

・・・言えなかった。
ありがとうとにこやかに言って、寂れた風情の通路に向かった。がっくり。
一応カウンターのような箱が置いてあって、一人だけ人が座っていて、パスポートチェックを受けた。
てことは、ここをくぐったらもうこっちのフロアには戻れないんだろーな・・・。
勿論戻れなかった。

ああ、まだ搭乗まで2時間半もあるのに・・・。

寂れた感じ、と思った印象は正しく、その通路を抜けて辿り着いたのは、小さなお店が1つだけの待合室のような場所。
ああああ。さようなら、倫敦。

ぽつねんとソファに座り、ジュースを飲みながら搭乗時刻をひたすら待ったのであった。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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