最強の星の真下

2002年09月12日(木) TOEICが目の前。旅行日記第二日目。

TOEICなのである。
申し込んだ時は「まだまだ先〜勉強する時間は充分ある!」と余裕で構えていたのだが、はっと気付くともう目の前である。しまった・・・。
勉強する時間どころか、一度もTOEIC関連の参考書を開くことなく試験を受ける事になりそうだ。

前回(1年前)はそれでも参考書くらいは開いた。
結果は450点。
だ、大卒レベルって確かこんなものだったはず!
・・・と自分を慰めたものだった。

↑嘘である。「文系大卒新入社員レベル」、と以前なにかで読んだのだ。
「新入社員」という辺りを微妙に自分に対して誤魔化し、しかも「理系大卒新入社員レベル」は500点、と書いてあったのを故意に忘れたのだ。
更に自分は新入社員なんて可愛らしい時期は遠い昔に過ぎ去った、という事実にも目を瞑った。

誤魔化してみても虚しい。仕方がないのでここらへんで自分に正直になろう。
私のTOEICスコアは社会人○年生としては、かなり低い。
そうさ低いとも。

・・・勉強していない今回、更に下がったらどうしようという恐怖がかなりあるのだが、受験は年1度の義務なのだ。

しかし、あまりに低い点数を取って、私を海外に仕事に行かせた事を上司が後悔したらどうしよう。まだ旅費精算をしていないのに。帰ってきてすぐ、仕事なんかより先にまず精算をすべきだったのではなかろうか。
あ、でも結果が出るのはずっと先か。・・・良かった・・・。


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さて気を取り直して旅行記の続き。
Galwayの「中心地」に立つという触れ込みのホテルに到着してから。

部屋までの廊下はまるで迷路だった。変な造りである。この様子では、窓のない部屋もあるのではないか?
部屋に入ってみると、広い。全部の備品が2つずつ揃っている。カップが2つ。スプーンも2本。タオル類も2枚ずつ。ボディソープもシャンプーリンスも2本ずつ。コップも2つ。
ベッドはダブルである。キングサイズではないだろう。・・・多分。枕が3つ並んでいる。両脇にサイドテーブルとスタンド。
小さなソファが置いてある。椅子もある。
・・・シングルって、レセプショニストは確かにシングルって言った!・・・と思うのだけど。これ本当にシングルルームか?

・・・まあいいか。違ったら何か言ってくるだろう。放置放置。

人口が少ないし、町外れだからホテルの部屋が広いのだろうなあ。いいなあ。
翌日の準備をし、目覚ましを3重にかけてさっさと眠った。

翌日から仕事だったが、その辺りは省略。

愛蘭人は朝早くから働いて、夕方早くに撤収するらしい。
夕方といっても、日が長いのでまだ昼間のような雰囲気だ。
ホテルに戻っても昼間気分である。ふらふらと外に彷徨い出た。

気付かなかったが周辺には店が結構並んでいる。探索すると、すぐ近くに広場があった。地図で調べると、町の中心らしい。
・・・あのホテル、本当に中心地だったんだ・・・。
宣伝文句は正しかった。

かの有名なアイリッシュパブなるものも、あちらこちらにある。右を向いてもパブ、左を向いてもパブ、という感じである。
喫茶店は一軒もない。村の雑貨屋さん的な店に入るとポストカードが売られていた。早速購入。
ぐるっと見て回っているうちにどんどん店が閉まっていく。
・・・閉店が早いって、本当なんだ・・・。
ガイドブックも正しかった。

迷子になりたくなかったのでホテルの周辺だけをぐるりと回ったが、閉店で見る店がコンビニ以外無くなってしまった。パブだけはしっかり開いている。夕食を摂ろうとパブっぽい軽食レストランっぽい一軒に入った。
食欲は無かったがホットサンドとコーヒーを注文。購入したポストカードを使って友人達に手紙を書く。
食事を終え、まだまだ明るいなか部屋に戻った。

愛蘭は21時くらいまで日が暮れなかった。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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