最強の星の真下

2002年09月17日(火) 連休はゲーム。旅行日記第四日目。

連休中にようやく『王子さまLv.1』を終わらせた。
ダンジョンあと一つ!というところまで来て、ずーーーっと放置していたのだ。・・・途中でゲームをやろうという熱情が消えてしまったので。最初は「ヨシ!やるぞ!!」と思って買ってくるのだけどね・・・。
まあよくある話ではある。斯くして途中で放置されるゲームがじわじわと増え続けるのであった。

A列車も、THE ATLASも、シヴィライゼーションも、COCKTAIL HARMONYもシムシティもFFも、999も、途中で中断している。
根気のなさがこんなところに如実に顕れている。
こんなだから英会話も上達しないのだな・・・。う〜む。TOEIC・・・結果が出るのは1ヶ月後か。結果が出たらまたそれについて書こう。それまではTOEICは忘れておこう。そうしよう。


友人の状態が今ひとつらしい。鬱の波の底に当たっているだけだと良いのだけれど。このところ好調だと喜んでいただけに、反動で落ち込んでいるようだ。話をただ聞くしか出来ない自分が歯痒いけれど、でも仕方がない。私には他に出来る事はないのだから。



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さて。旅行の記録。
愛蘭旅行第4日目は金曜日だった。驚くべき事に、オフィスにおける愛蘭人の金曜日は、遅くとも15時で終わる。早ければお昼で終わる。15時を過ぎると、見事なまでに人影が消えていく。
・・・優雅だ・・・。

早々と撤収した(撤収させられた!)私も、長い金曜日の余暇を楽しむべく街を散策することにした。迷子にはなりたくないので判る道からは大きく逸れないように真っ直ぐ進む。
ショッピングストリートのようなものがあったのでその道を真っ直ぐ。
一軒一軒丹念に眺めながら歩く。延々歩く。30分で通りは終わってしまった。・・・短い。
が、その頃になって仕事の緊張が緩んだのか、頭痛が始まったのでゆるりと引き返す事にした。
店を眺めながらのんびり引き返す。というのも、早くホテルに帰ってもルームメイクが終わっていないので入れないのだ。
大道芸をやっている所に行き当たった。何をやっているのだろう・・・?と興味津々で眺めやったが、ちょうど一区切り付いたところらしく芸を見損ねた。残念。

またやらないかな〜・・・と、傍のアクセサリーショップのウィンドウをのぞき込んでいると、自転車を押した小柄な赤ら顔のオジイサンが声を掛けてきた。手の汚れからして肉体労働に従事しているお方らしい。
クラダリングを買うのか?と聞かれたので、いいのがあったらね、と軽く返した。

向こうにいい店があるよ、案内しようか。陽気なオジイサンである。
今日は疲れてるから明日にでも行ってみるね。
今から案内しようか?
いや、もう帰る所だから。(店の呼び込み・・・??)
どこから来たんだ、日本か?
ん〜そう、・・・日本から。(←このあたりちょっと警戒。日本人はお金持ってると思われたら困るし。実際持ってないし。)
バケーションか?
仕事なの。
そうか、そりゃ大変だ。でもここはいいところだろう?
うんとってもね。
どこに泊まってるんだ?
・・・向こう。(←かなり警戒。)
そうか、何処かで逢わなかったか?
・・・多分逢ってないと・・・思うけど。
ええっ?本当に?!そうかなあ?
(ホテルの近所とか?ホテルのお掃除の人とか?・・・いや心当たりない・・・よね)うん、逢ってないと思う。
そうか〜。いや話せて愉しかったよ、じゃあいい旅を!
ありがとう!さよなら〜。
こうして謎のオジイサンは自転車で颯爽と去っていったのであった。

・・・まさかとは思うが・・・ナンパ??
としたら、オジイサン、元気だね・・・。推定年齢70歳くらいだしなあ。まさかね。

その後、頭痛が着々と勢いを増してきたので、飲み物を買って大人しくホテルに戻った。そういえばこの日は夕食を摂らなかった。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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