最強の星の真下

2002年10月11日(金) バトルの成果。

さて本日の日記を書こうと思ったら、2日前から日付を間違えていたことに気付いた。
・・・勤め人に重要なのは日付じゃなくて曜日だ!

さて、自分を慰めたところで、気を取り直して今日の日記。


ヤマを越えた仕事の話。
実はこれについては水面下でちょっとしたバトルが展開された。いやバトルというと大げさなのだが、相手は全く分かっていないだろうが、私の心の中ではかなり「闘い」だったのだ。
だからやはりバトルと言おう。

半年ほど前、上司の職業的モラルを疑うような事が起こった。今はもう、あの上司は職業倫理だとか良心なんてものは持っていない、あるのは人の目ばかり気にする小心と保身の知恵だけと知っているが、その当時はまだ私も甘かった。
あまりの事に、ええっ??と思っている間に事を終わらされた。

まさかそこまで厚顔無恥なことが堂々と行われるなど想像すらしていなかった私は、見事にその甘さにつけ込まれた。
・・・人間の中にはそんなにも面の皮厚いのがいるなんて知識でしか知らなかった、私の負けだった。

その後1ヶ月程は鬱々として愉しまず、の状態が続いた。私の名前でやっている仕事である。良心もへったくれもないようなやり口を、私の名前でやられた事に対して、心の底から腹を立てた。

だがその仕事はまだまだこれから先も続く。

「絶対絶対最後には私の理想の形に戻してやる!」

心に誓ってウンヶ月。上司にあることあること吹き込み、事ある毎に人の目を気にさせ、職業人としての「モラル」「あるべき姿」を吹き込み続けた。
終電休日出勤を重ね、集めた「資料」という名の事実で内堀を固めた。

墜とした。


正直言って、ざまあみろ、と思う。
上司は自分が以前やった事もきれいに忘れ、今や「人の目から見ても正当な事を私はやっている」という点でいい気分になっている。「私は正義感が強いから」という満足感もあるらしい。

どう思っていようとそんな事は私にとってはどうでも良いことだ。仕事が真っ当な形になればそれでいい。

自分の中の倫理に背くような事をするのは絶対嫌だ。良心売るほどの給料も貰っていなければ、そんな義理もない。
どうしてもそんな真似を私にさせたかったら、親、友人を人質に取ってから出直して来なさい!

・・・出世は出来ないタイプだな・・・。



咳は、身動きしなければ昨日よりはマシかもしれないな〜・・・という程度には快方に向かっている。多分。
どうやら安静が重要らしい。
連休は寝倒しだ。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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