今日は、久しぶりに休日の外出を満喫した。
朝になっていきなり母が「今日はちびた達が柿もぎに来る」と言いだし、泊まるのかどうかも分からないままに慌てて土産をあれこれ引っぱり出した。 お母様。前もって分かっているのだから、早いうちに言っておいて下さい。どーーーして人の出掛けに言うかな。
しかも家に帰ってみれば弟一家今日は泊まりだった。なんだ・・・。
ちなみに「柿」とは我が家にある私の誕生記念の柿の木だ。第二子である弟の時は等閑にされ、木は植えて貰えなかった。第二子の悲哀(笑)。 ちびたの木は、誕生の記念に植えた訳ではないのだが我が家の花梨の木という事になっている。 花梨の蜂蜜漬けは喉に良いので風邪の時私が愛用している喉薬である。 「花梨を植えよう」「花梨を植えよう」と連呼してようやく植えたのだが、その植えた時期がちびたの誕生に近いうえ、彼もよく風邪を引くからちょうど良かろう、と、ちびたの誕生樹という事にしてしまった。
そのちびたは段々クチが達者になってきた。 母や父はたまに来る孫を際限なく甘やかすのだが、私は彼の言動に対して甘やかしをしないのがよく解っている。 母や父には癇癪を起こしてみせれば自分の我が儘を通せる、と知っている素振りを見せる。が、私が「駄目だ」と言うと我が儘主張の声が急に小さくなる(笑)。 このあたりの単純さ、やはり3歳児はかわいいものである。わはは。
それでも何処かに行けば子供向けの珍しい物や地方の産物、私の気に入りの菓子などを必ずちびたの土産に買って来ているので、一応「おねえちゃんに、我が儘は通せないが可愛がられてはいるらしい」という認識を持っているようだ。 うむ、良い傾向である。その認識を今後60年くらいは保持するように。それから、いくつになろうが「伯母さん」などと呼んだらもう二度とお土産は買ってこないから、覚悟しておくように。
さて本日は久々に目の保養をしてきた。 朗らかな美人さんと一緒に素晴らしい美術品や趣味のいい品を見ると、心が和むなあ。日々の汚れが洗い流されて、荒廃した精神に美容クリームをたっぷり補給された気分である。 これで残りの連休も心愉しく過ごせそうだ。
来週は怒濤の1週間になることが今もうすでに判っているのでこの連休でせっせと心の洗濯をしなくては。染みになったら落ちないし、早めの処置が肝心。
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