最強の星の真下

2002年11月15日(金) 白耳義での話。

本日終電までかかって仕事を片付けたので週末は休める。ふふふ。連休だ。素晴らしい。

今年度の査定があった。
今年を振り返ってみると、しみじみ怒濤の一年だった。もう自分でも手がけたのを忘れかけている仕事が沢山あった。
態度が大きいせいか、今年入った新人くんに私が去年入社だと信じて貰えなかった。
一年365日って、速いけれど長いものだなあ。


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道を聞いてきたタクシーの運転手さんの話・・・は以前書いたし。
今日は、路上で会った人の話を書こう。小ネタである。

以前白耳義に旅行に行った。英語が「非」堪能なのでツアーである。
自由行動の時間、ショッピングに出た。
と言っても殆ど散策である。
友人と2人、広場に向かう道を歩いている時、夫婦と思しき2人連れの白人さんに声を掛けられた。
「すみません、○△へ行く道を教えてくれませんか?」(←英語)
・・・。
「ごめんなさい、私たち旅行者なんです」(←一応英語っぽい)
「そうですか、すみません」

EUの本拠地、白耳義である。どうひっくり返ってみても明らかに東洋人の私に、何故道を聞く。
しかもしかも現地の人(の半分くらいかな)は仏蘭西語が公用語らしいのに英語で話しかけるか。

実際、私が本屋さんで画集を買い求める時も、店員さんが私の拙い英語を解さず往生した。
私が何とか片言英語で説明しようと頑張っていたら、近くにいた親切な、いかにも教養のありそうなビジネスマンらしきおじさまが英語と仏蘭西語の通訳に入ってくれた。

そんな場所で東洋人に英語で道を聞くか。人通りの多い広場近くだったのに。そんなに道を教えてくれそうに見えたのか。
いまだに謎である。

・・・亜米利加人だな、きっと。

その後、一緒にいた友人によってこの話が他の友人達に披露され、「海外ですら道を聞かれる桂蘭」という認識がしっかり定着してしまったのだった。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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