最強の星の真下

2004年07月10日(土) 投票に行く理由。

昨日、過去の自分の日記からキーワードを探すのに、いちいち1ヶ月分丸々表示されるのが面倒臭いな・・・と気付いた。
そういえば、他の日記には目次ページに月別リストを表示出来るようにしてあるところもある。

私もそれがいいなー。

と思ったので、エンピツのタグリストをウン年振りに見に行った。
あったあった。EXタグがあれば確か簡単に変えられるのよねー。私はちゃんと覚えていましてよ(そんなとこだけはね)。

という訳で、エンピツの設定をウン年振りにいじった。
そこで「ついでにデザインも・・・」とはならないところが、モノグサのモノグサたる所以だったりするわけだが。
見慣れた形の方が楽でいい。私は保守派小市民だからこのままでいいのだ。
そう自分に言い訳をして、さっさと設定画面から抜けた。



保守派といえば、明日は投票日。
勿論、投票日を忘れたりなどはしていない。小市民としては当然である。
今回の投票は総選挙前哨戦だとかで、円相場と株価に随分と影響力を持っているのだもの!

と、まあ金銭的利害に絡む理由もさることながら。
毎度の如く書いているが「投票したものだけが行政に文句を言う権利がある」というポリシーを持っているので。
明日も文句を言う権利を獲得するために、投票行くぞー!


私は自分を棚に上げて他人の悪口ばかり言っている民主党が嫌いなので、現職民主党追い落としを期待する。
数年前、自民が与党から追い落とされた選挙の前に「この追い風に乗って」発言で国民が何を期待しているか全く理解していない事を露呈した土井氏が牛耳っていた社民も嫌いなので、社民が当選しないことを期待する。
嫌いな党以外のところに1票入れれば、それは嫌いな党に1/3票くらいのマイナス票を入れるのと同じ事になるはずだ。

今回は、新人として川崎市議会議長が立候補しているらしい。
川崎市は、環境改善にも市民への福祉にもきめ細やかに配慮している、かなり良好な行政地区だ。
あそこの市議会議長なら、悪くなさそうだなあ。年齢も高齢という程ではないし、いいかも。

新人で、82歳という候補がいるが、これはちょっと私としては国政をお任せしたくない気分だ。
行政は勲章ではないのだ。いくら矍鑠としている82歳だろうが、進取の気性を持っていようが、新人で、時代の先を見越した仕事を期待出来るのだろうか。元は高校教諭らしい。

学校でも塾でもそうなのだが、教師は毎年大体同じ事を教えるので、仕事上であまり新しい知識を仕入れる機会がない。
勿論勉強会その他も実施しているのだが、そういう類の知識ではなく、異業種の業務であるとか、普通の会社員が何を思ってどんな待遇で働いているのかとか。周囲を見て、そういう事に疎い人が多いと感じる。まあ私の周囲にはそういう人が多いというだけかもしれないが。
実は以前、塾で毎年同じ事を教え、このままでは脳味噌が海綿化して使い物にならなくなるのではないかという恐怖を感じた覚えがあったりする。のであまりいい印象を持っていないというのもある。



投票に行ったからといって、国政が少しでも良くなるなんて、別に信じている訳ではないのだけれど。
贔屓の党があるという訳でもないのだけれど。
文句を言う権利獲得云々と言ってはいるけれど。

実のところは、嫌いな党に楽勝されたくないがために、嫌な候補に大勝されたくないがために。
そのためにこそ、私は投票に行くのだ。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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