WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 雨の1日

午前中、仕事。
離島からややこしいデザイン変更が来る。
イラレのソフトがない人からの注文は、いちいち確認してもらうのに.jpeg化しないといけない。

効率悪い。

書家の人が間に入ってるから、よけいに間が悪くなる。
仕方ないけど、「イライラする!(笑)」

昼に上がって雨の中退社。
車で行ってたので、そのままエツコんちへ。
今日は午後から低学年の参観日。
同じクラスのエツコと一緒に教室に行くので、昼も一緒に食べようとのこと。

お弁当を持参で自宅へお邪魔する。
車も置かせてもらう。

13:35
5時間目。総合。

とはいえ、「水のかさ」の説明から入った。
算数でした。
リットル、デシリットルの予習みたい。

先生が用意したビンや牛乳パックの中に、満々と色水が入っていて、
「これのかさを量るには、どうしたらわかりやすいかな?」
というもの。
「同じコップに入れてみる」
「おおきな水槽に順番に入れて、線を書いておく」
などなど、知恵を絞っている。

色水が目の前に出された時、ある児童が「かすがのジュースみたーい」と言った。

.............お笑い音痴のエツコでなければ。
............横にいたのがイノッチや平ちんなら。
ともに喜びを分かち合えた物を.....(笑)

一人で盛り上がる気持ちを抑え、雨で湿気ムンムン、子供の熱気ムレムレの教室。
気持ち悪くなるわ!

なにこの悪条件。

「暑いなぁ.....」
エツコがつぶやく。

「今日の空手の道場もこんなもん」
つぶやく私に、一瞬気の毒そうな顔を返しやがった(苦笑)

空手があるので懇談会は欠席して次男と帰宅。

6時間を終えて、長男が遅れて帰宅。
靴びしょびしょ。

18:00
車で道場へ出発。

イノッチの息子ルイを迎えに行く。
まだ雨が降り続く。

道場に着くとまだ早く、私も子供たちと一緒に掃除。

ここは中学校の柔道場。
「なんでこんなに汚れてるんでしょうかね。顧問とかいないですかねー。」
宮野先生があきれる。
確かに、いつも部活で使うなら、最初と最後のいずれかに掃除をするのが普通なのだけど。
「こういうのは、どういう指導してんのか、疑問です」
確かに、そう思う。
「でも、和馬たちの行く中学でも、顧問のいない運動部があるそうですよ。先輩たちが教えてるだけとか」
「(絶句).........何かあったらどうするつもりなんでしょうかね」
まあ、そんなのが現状っぽいんですが。

それにしても、毎週行くたび、毛は落ちてる、紙くずは落ちてる、とにかく汚い。
この学校でもない空手の門下生たちが、こうして掃除しているのだけかもしれない。

子供たちがほうきでチリを集めても、丸く掃くだけ。
見かねて端っこから掃いてた時に、先生が愚痴ったのだ。

3年のキクエちゃんが、黙って私のそばでゴミを集めてくれる。
「汚いな〜」と笑って言ったら、
「うん」と照れたように笑って頷いてくれた。

カワユスな〜vvv

耳の下のしこりを切開して本日見学する、よしもっちゃんが到着。
子供2人を送って来た。
「見学するわ。Sさんもしんどいから休む言うてたやん」
よしもっちゃん、ちょっと悔しそう。
「でも、休まれへん。なんか」
「わかるーーーー、一週飛んだら来週しんどいもんな」
「それにしてもどこ切ったん」

よしもっちゃんが左の耳にかかるロン毛を掻きあげると、たいそうなガーゼとテーピングの跡が。
「ぎゃ、どういう事?」
横にいたタツヤ君ママもビックリ。
このママは病院で総務の仕事をしている。
「しこりがでかくなってたんで、もう切ろうってことでさ、切った跡の傷口から膿みがでるんで、ガーゼを入れ込まれてんねん。毎日消毒に行ってんねんけど、面倒くさい」
「中にガーゼ押し込んでるの?」
「うわぁ.....」
「でも、私の腕にもぐりぐりがあるよ。ガングリオンて言うねんて」
タツヤママの華奢な腕が出る。
「が、ガングリオン!?」

なんかのロボットアニメのタイトルみたいで笑ってしもた。

でも、エツコも妹もそんなんで切開してたっけ。
「多いんやなー」

色々な物が出来るもんです。人間。

案の定、稽古は蒸し風呂の中で行われ、髪の毛の先まで汗がしたたる感じ。
よしもっちゃんがいないので、ずっと有段者ミホさんに相手をしてもらった。
緊張するのは相変わらずだけど、いい稽古になる。

中1のアユミが、自分のボディプロテクターを付けるのに手間取っていたので、たまたま私とミホさんが同時に手を出した。
「何人がかりで ...」
思わず吹き出したら、ミホさんも
「凄い、3人で」と笑いながらプロテクターを止めてあげてた。

空手家は優しくてまっすぐな人が多い。

帰りは、歩いて道場に来たイノッチと、お父さんが原付バイクで来てたのでヤマト君だけ、ルイ、ウチの子供、を乗せて帰宅。
ループバスみたい(笑)
雨は小降り。

帰宅後はいつものように宿題。
空手の日はいつも空手の後に宿題をするので、大変。

でも、この時間も楽しい。
子供に寄り添ってあげる唯一の時間。

夜中、1時頃。
大雨の音で目が覚めた。
携帯にメール着信。
市からの「大雨洪水警報」発令。

でも、午前3時までには解除されてた。






2010年06月15日(火)
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